昆虫

秋の箱根湿生花園

きのうは久しぶりに箱根の湿生花園に出かけました。都心の渋滞を避けるため朝5時前に出発。2時間ほどで千石原に到着、簡単な腹ごしらえをして開園時間まで近くのススキ原を散歩しました。空は曇り気味でしたが、ちょうどススキが見頃で家族連れも多く見ら…

アゲハ幼虫

ようやく芽を出した畑のユズはアゲハの幼虫*1に食べられて再び丸裸。餌不足を見かねて昨日5頭のアゲハ幼虫を植木鉢のユズに移住させてわが家に連れてきました。1頭だけは落ち着かない様子でしたがとうとう行方不明。どこに行ってしまったのかわかりません…

ナガコガネグモ

3連休の天気予報は見事にはずれて、今日も朝からいい天気。好天に誘われてちょこっと出かけましたが、アクアラインの海ほたるをわたる風はすっかり秋の気配でした。 夕方畑にいってみると、昨日常緑ヤマボウシの足元で見つけたナガコガネグモのメスが、自分…

旅順のアゲハチョウ

旅先の大連、旅順で撮った蝶の写真を紹介します。現地は秋田、青森と同じくらいの緯度です。旅行中は好天続きで日射しは強いが湿度が低くて爽やかでした。ジメジメした日本に帰りたくない、そんな気分にさせる毎日でした。 上の2枚目の写真は、旅順の海岸の…

産卵のあと、スズメガの幼虫?

きょうもムシの話です。プラムの木で変わったものを見つけました。ここにありますが、一年前にモモスズメガらしい幼虫がいたところです。このクサカゲロウの卵も同じ木でした。 葉の上に綿アメのようなものがあって、その上に幼虫の抜け殻か、あるいは死骸ら…

フユウガキ、カキノヘタムシ

今年の夏は、各地でセミやブナの害虫などが異常発生したという報道が目につきました。 しかし、わが家の畑ではむしろ例年より虫が少ない。スイフヨウのフタトリコヤガの幼虫もすぐにいなくなるしプラムの毛虫類もいない。 フユウガキもそうですが、昨年は次…

アゲハの移住

園芸店にアゲハの餌を探しに出かけたら、ユズの鉢植えが見つかりました。値段は1850円、お金を払って畑に直行しました。丸裸のユズにアゲハの幼虫が3匹だけ。おとといまでは8匹いたというのに。餌探しか、それとも蛹になるためにユズの木から離れたのか。…

アゲハ、ユズの扶養力

こんな写真はアップしたくなかったのですが、これが現況です。とうとうユズの木が丸裸になりました。初夏の頃から幼虫*1がいたのに、その頃はユズには大した被害は出ませんでした。 小さな幼虫が4,5齢になるといなくなっていたので、幼虫を保護するため試…

シオカラトンボ、不完全変態

最近、トンボが増えてきました。アキアカネやシオカラトンボが飛び回っています。トンボを見ると、いよいよ秋が近いなと感じます。シオカラトンボには体の青いものと、この写真のように黄色っぽいものとがいますが、これは雄と雌との違いでしょうか。 トンボ…

アゲハの蛹

とうとうこのブログはアゲハの飼育記録になってしまいましたが、しばらくおつき合い下さい。何と、朝起きて見たら昨夜の5齢幼虫*1は自分の体に糸をかけて、蛹化の準備をすませていました。この段階で羽や足、触覚など成虫に必要な器官がつくられるのだそう…

けさのアゲハ幼虫

小雨が降り涼しい朝になりました。アゲハの幼虫は8頭に増えていますが、大きいのはいなくなっています。ネットをかけたのに足元をきちんと閉じていないので、蛹になる時期を迎えた幼虫から順番に外に出ているのではと疑っていますが、確証はありません。 写…

アシナガバチの仲間、アゲハ幼虫

久しぶりの雨ですが、7月20日以来雨らしい雨がなかったので、この程度では焼け石に水です。アゲハには特別の変化はありません。 写真はハチの死骸です。アシナガバチよりは小型で、色は黒が基調で黄色の縞模様がついています。調べたところでは、アシナガ…

フタトガリコヤガ、スイフヨウ、アゲハ幼虫

スイフヨウにいるフタトガリコヤガの幼虫です。2齢か3齢だと思います。もう少し生長すると黒い紋と白い毛が目立つようになります。昨年は、9月末から10月のスイフヨウの花の時期にたくさん見られました。 ユズの木では、アゲハの5齢の幼虫がさらに2匹…

クロウリハムシ、キキョウ、アゲハ幼虫

キキョウにクロウリハムシが2匹いました。1匹なら偶然ということになりますが2匹となると話は別です。早速調べてみると、この虫はナデシコやキキョウの花や葉を食べる害虫でした。 それからユズにいるアゲハの幼虫*1の様子には大きな変化はありません。想…

カメムシ、アゲハ幼虫

トウガラシに変わった虫がいました。背中に七宝焼きのような模様がついています。何という虫でしょうか。 けさのアゲハですが、5齢幼虫がさらに2匹増えて5匹になっていました。 こんな数は初めてのことですが、防鳥ネットの効果と見るべきでしょうか。 古…

アメリカシロヒトリ、アゲハ、花火

最近、周辺の樹木にアメリカシロヒトリの食害が目につくようになりました。 写真は6月末、畑の近くの5mほどの高さのクワノキにいたものです。 その後大繁殖してこの桑の木は丸裸。夕方になると盛んに鳥が集まっています。 近くの柿の木や団地のソメイヨシ…

けさのアゲハ幼虫

予報どおり、とても涼しい朝です。早めにユズの木を見に行ってきました。防鳥ネット越しです。 5齢幼虫のうちの1匹は昨夜と同じ場所で頭を少しもたげた格好でじっとしていました。蛹になる時は、餌木以外の場所に移動すると聞いていますので、ネットの上で…

アゲハ終齢幼虫、防鳥ネット

きのうは最高温度記録40.9度を記録する暑さ。7月、8月は雨らしい雨が少ない。 暑さには平気なのか、アゲハ幼虫は5齢幼虫が3匹、2〜3齢幼虫が10数匹になりました。 5齢幼虫3匹のうち、2匹はほとんど餌を食べません。そろそろ蛹になる日が近い…

アゲハの5齢幼虫

きょうは夏休み。アゲハの5齢幼虫を期待して畑に行きました。2,3齢のオレンジがかった幼虫が数匹、それから例の緑がかった4齢幼虫が3匹で、これは予想どおり。4齢幼虫の1匹が上半身が立ち上がった状態で静かにしていました。もうすぐ5齢幼虫になる…

アゲハチョウの幼虫、ユズ

驚いたことにユズの木にいるアゲハの4齢の幼虫は緑色。形は明らかに鳥糞状態。これまでこのユズにいた鳥糞状態のアゲハの幼虫は、黒色から褐色の地肌に白色の模様がつき、5齢になって初めて緑色の幼虫になりました。4齢の幼虫の体色が緑色というのは初め…

イラガ

きのう、フユウガキの木でイラガの幼虫を見つけました。これが、いくら探しても1匹だけ。今年初めてイラガの幼虫を見つけたのは7月19日*1でした。特徴のある黒いトゲがありましたので、アオイラガだと思います。15匹くらいはいました。それから1週間…

アゲハの幼虫

多くの樹木が、この時期に今年2度目の芽出し*1をしていますが、畑のユズもその最中です。 よく見ると、新葉には黄色い卵が何個も産みつけられていました。アゲハの卵です。 これまで春からこの木に産みつけられた卵や孵化した幼虫*2は、相当の数になります…

ゾウムシ、アリ

暑さのせいか、最近は昆虫の姿が少ないのですが、きょうは珍しくセイヨウカナメモチの木にゾウムシを一匹見つけました。 ゾウムシは、昆虫の中ではかなり種類が多いようです。いろいろと調べて見たのですが判別できませんでした。上翅にほぼV字型の黒い縞模…

ムシも夏休み、メロン

暑い日が続いています。最近、めっきり畑の虫が少ないのですが、昆虫たちも暑さが苦手でどこか涼しいところにでも行っているのでしょうか。 ユズにいるはずのアゲハチョウの幼虫は、大きくなるとすぐにいなくなります。それから、去年はスイフヨウにたくさん…

エダマメ、シロイチモジマダラメイガ

週末にエダマメを収穫しました。ギリギリに先延ばししてパンパンに膨らんだ豆の収穫を目指したのですが、シロイチモジマダラメイガの幼虫の被害が出始めました。 小さな穴のあいたサヤを割ると、ときどき体長1センチくらいの幼虫が見つかります。無農薬です…

フユウガキ、摘果、イラガ

今年はフユウガキ*1を植えて4年目ですが、その摘果を先週行いました。 ふつうは「生理落果」といって、カキの木が自ら個数調整をするのだそうです。農薬を使わないので、いずれはヘタムシの被害も出ます。だから「カキの木に任せた方がいいんだ」というご近…

アオイラガ

いよいよイラガのシーズンです。今年は各地でチャドクガが多いと聞きました。イラガは、毒針を風に乗せて飛ばすチャドクガのような悪さはしないが、決して歓迎すべき客ではありません。 今年もアオイラガの発生場所はフユウガキです。フユウガキの摘果をして…

台風一過、アリを食べるカマキリ

台風一過でほっとしたのは人間だけではないようです。アゲハチョウは、朝早くからムクゲの蜜を吸っているし、ウリハムシはメロンの葉を、イラガはカキの葉を懸命にかじっていました。ここ数日、雨降りが続いたために食事ができなかったのでしょう。こちらは…

カマキリ、セイヨウカナメモチ

鎌のような形の大きな前足、逆三角形の頭とふたつの大きな目。それに肉食性で交尾後はメスがオスを食べてしまうというカマキリは、人間界ではすこぶる評判がよろしくないようです。「カマキリのような」と言う表現には、注意が必要です。 畑のカマキリは羽が…

カマキリ、フユウガキ、カキノヘタムシ

最近、カマキリをよく見かけます。ユズにいた*1し、セイヨウカナメモチには何匹もいます。今回はフユウガキの上で見つけました。体長は2cm足らずですが、何という種類でしょうか。ユズにいる場合とちがってカキの果実の上では全身が緑色。保護色のせいで…