2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ほかほかと温かい堆肥

これは、三日前のことです。落ち葉に近づくと、甘酸っぱい独特の香りがしました。朝は10度以下の気温ですが、堆肥の表面を触るとほかほかと温かい。それに横から透かしてみると、湯気まで上がっています。落ち葉に米ぬかなどを混ぜたので発酵が始まったよ…

常緑ヤマボウシの紅葉

木の葉の話題が続きますが、常緑ヤマボウシと呼ばれるこの木もいよいよ紅葉してきました。 それにしても常緑樹と呼ばれる樹木が紅葉するというのは、日本語の用い方として何だか変です。「常に緑である木の葉が、紅(あか)い葉になる」はずがないのです。も…

落ち葉から桜餅の薫り

けさも落ち葉を畑に運びました。焼き芋用に使ったら、という提案も頂きましたが、とりあえず袋のまま畑の隅に置いてみました。何だか凄い迫力です。それにしても、車の中は落ち葉の薫りでいっぱいで、まるで桜餅の薫りを胸いっぱい吸い込んだような気分にな…

サクラやケヤキの新しい落ち葉

隣の公園は、サクラやケヤキなどの紅葉が終わりに近づき落葉が進んできました。それがこの落ち葉です。掃除している方々に(^^;)が頂き、けさ畑に運びました。この落ち葉は、このまま一年ほどおくと自然に分解して堆肥の原料になります。一年後に米ぬかや鶏糞…

米ぬか、鶏糞を混ぜて堆肥づくり

昨年12月、今年5月の2回にわたって集めた落ち葉もだいぶ腐ってきました。落ち葉を切り返してみると、小枝がかなり入っていて完全に腐るまでは時間がかかりそうです。きのうは近くの精米所でいただいた米ぬかと購入した乾燥鶏糞を落ち葉に混ぜました。 2…

アブラムシの交尾

ビックリグミのアブラムシが、いま有性繁殖の季節を迎えています。卵の写真は23日の日記に載せましたので、下の*1をクリックしてみて下さい。今朝は、有翅雄虫と無翅雌虫が交尾している写真を撮ることができました。目が慣れてくると幹のあちこちにこうした…

ソラマメとスナップエンドウのかわいい芽

今月上旬に種まきしたソラマメがようやく芽を出しました。発芽までほぼ20日程度。しかし、それ以上に時間がかかるのは収穫。順調に育ったとしても来年の5月下旬ですから気の長い話です。それにソラマメアブラムシの発生とソラマメ立ち枯れ病という恐い病…

珍しいキリギリスのお客さん、アブラムシの黄色の卵?

ベランダの植木鉢に珍客が見つかりました。どうもキリギリスの仲間のようです。早速、web上の昆虫図鑑で調べたら、触角の真下の特徴のある切り込みと後翅のなかにうっすらと透けて見える産卵管から、クビキリギリスの雌と判断しました。 下から見上げると、…

アブラムシの不思議な世界

たいていの生き物には科学で解明されていない、いろいろの「謎」があります。畑で見ることのできる昆虫の中で、特に謎が多いなと感じる昆虫の代表はアブラムシ。日本にいるアブラムシの種類は約2400種といわれており、そのうち図鑑に載っているだけでも800種…

久しぶりに見たカマキリ

朝夕は、かなり冷えるようになり、大型昆虫の姿もすっかり見えなくなりました。ところが、ビックリグミに大きなカマキリがいました。久しぶりです。 この辺りに棲むカマキリは、オオカマキリ、チョウセンカマキリと何種類かいるようですが、成虫を判別するの…

テカテカ光るビックリグミの葉

ビックリグミの葉の表面がテカテカ光っています。アブラムシの棲む木で見られる現象です。アブラムシはお尻から出る甘露を後ろ足で飛ばして周辺にばらまき、アリを呼び寄せるのだそうです。もちろん、アリはアブラムシのアッシー君であり警備役でもあります…

冬支度を始めた常緑ヤマボウシ

中国原産の常緑ヤマボウシの観察を始めてほぼ一年。昨年十二月には下の*1のように一部の葉を落として、今年四月には*2のように柔らかいピンクの新芽を出しました。 五月の様子は下の*3です。気温の上昇につれて新葉が緑色に変化してきました。六月には下の*4…

ハクサイの害虫の天敵

きょうは朝からいい天気でした。こうして見るとハクサイはだいぶ大きくなりました。防虫ネットを外した直後はアブラムシのついた株がありました。が、気のせいかアブラムシが少なくなったかな、という感じです。防虫ネットをかけたハクサイは、下の*1をクリ…

ニンジンにテントウムシの蛹

朝方はずいぶんと冷えるようになって、自転車に乗るときはさすがに手袋が必要です。畑ではダイコンやハクサイの生長が鈍化してニンジンの威勢の良さが目立つようになりました。これまでも何回か、キアゲハの幼虫が暮らしているということで紹介してきたニン…

シュンギク

いま旬の野菜といえば、このシュンギクもそうです。 色が鮮やかで香りがいいし、とても柔らか。鍋の彩りにしたり、おひたし、ごま和え…と色んな食べ方があります。どんな食べ方でも、主張のはっきりした野菜です。ただ、食用にするのは日本、中国だけ。ヨー…

アスパラガス

いまでは幽霊屋敷の飾り物のようなアスパラの枝。これが4月初めと夏の終わりに美味しい味を楽しませてくれたのです。その様子は、下の*1をクリックしてみて下さい。これが完全に黄色になったら、切り取って焼くと病虫害の予防にもなるそうです。 *1:http://…

スープセロリ

こんなものがあったなんて知らなかったのですが、初めてスープセロリという野菜の種を蒔いてみました。9月初めに蒔いたのに芽が出ず、もう一度蒔き直したのがようやくここまで育ってきたというわけです。発芽後の生長もノンビリしています。しかし、葉をち…

ハクサイ

気温が下がって、モンシロチョウはほとんど見られなくなりました。そこで、ハクサイにかけてあった防虫ネットを外しました。防虫ネットはモンシロチョウには完璧に近い効果がありました。 しかしヨトウガには、どの程度の効果があったのか疑問です。被害が出…

タマネギの植えつけ

きのうは、雨の合間を見て、タマネギを植えました。先週赤玉50本を植えてあったので、今回は白玉100本。去年は、ほとんど欠損なしでほとんどが大玉に育ったのですが、今度はどうか。収穫は来年の6月末か7月初めで、わが家でもっとも時間のかかる野菜…

メダカとヌマエビ

珍しく二日続けての雨。大した雨ではないがよほどの理由がないと畑には行けません。そこで久々に室内の生き物、クロメダカとヌマエビの近況を紹介しましょう。大きいメダカは3年目。水草はウィロモスとハイグロフィラ、ナナ。水が減ったら水道水を足すだけ…

白菊の花

冷たい雨が降る中で白い菊が咲いていました。菊は500年前に中国から渡来してきたといわれる。松尾芭蕉(1644~1704)は、菊を題材にした句をたくさんつくっています。その中に次のような句があります。 秋を経て蝶もなめるや菊の露” 菊の露を飲むと、長生…

なんという花?

メジロの鳴き声が聞こえるので、外をのぞくと庭のサザンカに動く気配がありました。なかなか寒くなりませんが、この鳴き声を聞くといよいよ冬が近いのかなと感じます。きょうの花は近所から株分けされたもので、葉からはハーブの香りがします。名前は不明。…

ガザニアの花

きょうは、暦の上では立冬。全国的に晴れで昼は暖かくなるとか。キク科のガザニアには、いろいろの種類があるようです。畑では乳白色の花を咲かせています。宿根草ですが、寒さがきついと耐えきれなくて枯れてしまうこともあるようです。 今週の野菜 タマネ…

ホトトギスの花

ホトトギスという言葉から、鳥と花のどちらを先に連想するでしょうか。私の場合はまず花、ついで鳥です。なかにはそんな花があるのか、という方もいるかも知れません。鳥の名前のホトトギスはかなり古く「道元」も句に詠んでいるほど。これ*1をクリックして …

淡い紫のアベリアの花

花を支える萼(がく)の形が、“つくばね”に似ている。と言っても“つくばね”が何か、わからない方が多いかも知れません。しかし学名の「ツクバネウツギ」の由来はそれからきたもの。最近はアベリアと呼ばれる場合が多いようです。 国内には各地の山に野生種が…

常緑ヤマボウシの実

今年はようやく20個ほどの実がなりました。昨年の春に出た若枝の頂上についていた花芽が二年がかりで熟れたというわけです。 数日前のシマトネリコと違って、関東周辺でこの常緑ヤマボウシを見かけることはほとんどありません。しかし、検索のキーワードと…

見込み違いのフユウガキ

生き物が相手ですから見込み違いが起きて当然。その代表はこのフユウガキです。去年の収穫が10個だったので、今年はその倍の20個程度を目標にしたのに結局は約40個を収穫。数は多くなくていいから大玉を収穫したかったのに。原因はカキノヘタムシの被…

アオキ

生長のいい樹木が多い中で、生育環境が違い過ぎて苦労している樹木もあります。その一つがこのアオキ。以前にも書きました*1が、この木が一番好きな場所は木陰。近くに渓流でもあれば言うことなし。ところが、畑は直射日光が強すぎて、しかも乾燥気味。この…

カマキリに好かれるイヌマキ

畑の南側で育つ7本のイヌマキは、カマキリの絶好の産卵場所になっています。この木には成虫のカマキリがいつでも3,4匹いて、昨年は1個しかなかった卵が今年は5個も産みつけられている。いまのところ、他の木では1個もみつからない。畑では確実にカマ…

大きくなったビックリグミ

このビックリグミは春先にアブラムシの被害を受けて、せっかくの新葉をすべて落葉させてしまいました。一時期は、このまま枯れてしまうのではないかと心配したのですが、その後再び新芽を出して何事もなかったかのように旺盛な生長を見せてくれました。梢ま…