カマキリ、セイヨウカナメモチ

鎌のような形の大きな前足、逆三角形の頭とふたつの大きな目。それに肉食性で交尾後はメスがオスを食べてしまうというカマキリは、人間界ではすこぶる評判がよろしくないようです。「カマキリのような」と言う表現には、注意が必要です。
畑のカマキリは羽がなく体が小さい。動きはひょうきんでかわいい。しかも害虫をたべる益虫。10本のセイヨウカナメモチの何本かにはアブラムシ*1がいます。縄張りがあるのか、共食いをさける知恵なのか、お互いに距離をおいてじっと餌をねらっています。写真をとろうとするとすぐ隠れる。動きのあるものには相当敏感です。これも身を守るためか。カキの実の上のカマキリ*2の背中や足の色の違いに注目です。