シオカラトンボ、不完全変態

 最近、トンボが増えてきました。アキアカネシオカラトンボが飛び回っています。トンボを見ると、いよいよ秋が近いなと感じます。シオカラトンボには体の青いものと、この写真のように黄色っぽいものとがいますが、これは雄と雌との違いでしょうか。
トンボは肉食。飛び回りながら小さな昆虫をとらえて食べます。飛んでいるムシを空中で捕らえるのは難しそうですが、いとも簡単にやってのけます。
それから、チョウやテントウムシの仲間は、卵から幼虫、蛹、成虫と形を変えて成長する「完全変態」であるのに対して、トンボは幼虫から直接成虫になる「不完全変態」のようです。昆虫であっても蛹になるものとならないものがいるというのは、何か不思議な気がしますがきっと訳があるのでしょう。