2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

スイフヨウが咲きました

畑にはスイフヨウが3株ありますが、これが今年は急生長しました。その結果、地上部の生長と根茎の生長のバランスが悪かったらしくて9月の台風では、2株*1が見事にゴロンと転んでしまいました。 翌朝起こして根元を踏み固めておいたのですが、その後は何事…

冷たい雨の中、ハクサイとダイコン、フユウガキ

きょうは朝から久しぶりの雨。それほど強くはないけど気温が下がってヒンヤリしています。ちょこっと畑をのぞいてきました。ダイコンや防虫ネットの中のハクサイは、虫に食べられながらも思ったより順調に育っています。ダイコン、シュンギク、ミズナ、コマ…

アゲハ幼虫が次々と蛹に

4頭のアゲハ幼虫は、その後も元気にモリモリとユズの葉を食べていましたが、1頭だけは姿が見えなくなりました。室内のどこかに潜り込み蛹になっているはずです。そのうち羽化した成虫が出てくるかも知れません。 ただ、わが家には9月初めに蛹になりながら…

ヒガンバナの花芽

畑の西側にあるヒガンバナの花芽がぐっと伸びてきました。東側のは、とっくに咲いています。去年は9月23日に満開*1、今年はほぼ1週間遅れです。つい2週間ほど前は、この場所は堅く固まっていて、今年はついにヒガンバナは芽を出さないのかな、と感じる…

箱根で見つけた在来種のヤマボウシ

日曜日に箱根の道路脇で、頂上部から下枝の最下部までびっしりと赤い実をつけたヤマボウシを見つけました。急いで車をとめてみると木のはえていた場所は南面の日だまり。木の左右や背後はほかの樹木で囲まれており道路側だけがひらけていて風の心配はない。…

ニンジン

「ニンジンとかけて新人歌手と解く、その心はなかなか芽が出ない…」という小咄がありました。恐る恐る初めてのニンジンをまいて見ましたが、綺麗に出そろいました。 ニンジンはセリ科。アフガニスタンあたりが原産地で、日本への渡来は16世紀頃。モノの本…

秋の箱根湿生花園

きのうは久しぶりに箱根の湿生花園に出かけました。都心の渋滞を避けるため朝5時前に出発。2時間ほどで千石原に到着、簡単な腹ごしらえをして開園時間まで近くのススキ原を散歩しました。空は曇り気味でしたが、ちょうどススキが見頃で家族連れも多く見ら…

アゲハ幼虫

ようやく芽を出した畑のユズはアゲハの幼虫*1に食べられて再び丸裸。餌不足を見かねて昨日5頭のアゲハ幼虫を植木鉢のユズに移住させてわが家に連れてきました。1頭だけは落ち着かない様子でしたがとうとう行方不明。どこに行ってしまったのかわかりません…

ハクサイ、ダイコンの害虫、アゲハ幼虫 

規則正しく並んだ丸い物体は、まるで空から見た石油備蓄のタンクみたい。じつはこれはダイコンの葉に産みつけられたヨトウガの卵塊です。一粒の大きさは約0.5m。すでに孵化した幼虫は葉を食べていますが、いまのところ大した被害ではありません。ネットの中…

ヒガンバナ

数日前、ヒガンバナの花芽にノシメトンボがとまっていました。コムラサキやヤマボウシ、フユウガキの実も色づき始めています。丸裸のユズの新芽がやっと伸び始めましたが、今朝は葉の量が少なくなっていました。何とアゲハの5齢幼虫が3頭、3齢幼虫が2頭…

オオハンゴンソウ

最近、畑から20mほど離れた水路の土手に鮮やかな黄色い花を咲かす、植物の小さな群落があるのに気がつきました。近づいてみるとオオハンゴンソウでした。 もともとはアメリカが原産地で、明治時代に園芸用として移入されたものが野生化したということのよ…

常緑ヤマボウシ

左は最近の常緑ヤマボウシです。樹高は約3.5m。春先から約1mほど生長。幹も結構太くなりました。写真ではわかりにくいですがびっしり葉がついていて、いまの時期が一番この木の葉量が多いようです。しばらくすると一部の葉が落葉したり紅葉したりと越冬に…

色々と教えて頂いた皆様へ

アゲハチョウのことで、色々と教えていただき有り難うございました。お陰でナミアゲハには緑色をした4齢幼虫がいること、条件次第では餌木の上で蛹になる場合があること、などがわかりました。これまでの経過を少し整理しましたのでご覧下さい。<8月15…

ベランダのアゲハチョウが羽化

畑のユズが丸裸になり餌がなくなったので、8月末に新しいユズの鉢植えを買い、それに3頭のアゲハの幼虫を移住させて、わが家に連れてきました。2頭はすぐに蛹になり、残りの1頭が蛹になったのは1週間遅れ。この1頭は、タップリと新しいユズの葉を食べ…

ナガコガネグモ、ハチ、モンシロチョウ

きのう、セミを食べていたナガコガネグモの巣*1をみて驚きました。巣の破れは修復され、セミの死骸は糸がはずされ地上に転がっており、何事もなかったかのように片づいていました。確かにゴミと穴だらけの網にかかる昆虫は少ない。餌を採るにはできるだけ透…

ナガコガネグモ

3連休の天気予報は見事にはずれて、今日も朝からいい天気。好天に誘われてちょこっと出かけましたが、アクアラインの海ほたるをわたる風はすっかり秋の気配でした。 夕方畑にいってみると、昨日常緑ヤマボウシの足元で見つけたナガコガネグモのメスが、自分…

ハクサイの防虫ネット

ハクサイの害虫のアオムシやアブラムシ。これまではその被害でハクサイを栽培しても満足な結果が得られませんでした。 今年は防虫ネットを使ってモンシロチョウなどの産卵を避けると同時にアブラムシを避ける。そんな作戦をたてました。写真ができあがりです…

アマガエル、アルビノ?

畑でセイヨウカナメモチにしがみついている白いカエルを見つけました。指先に小さな丸い吸盤があり目の後ろには色は薄いが菱形の紋がある。体色が白いことをのぞけば、アマガエルの特徴を備えています。 専門家に伺うと「アルビノではないか。目は赤色が普通…

セイヨウカナメモチ、それにハクサイ、ダイコン

この夏は、雨が少なかった。そこへきて今週は、秋雨前線の影響で雨続き。久しぶりの雨にほっとしている樹木が多いかも知れません。セイヨウカナメモチは、高さだけでも切り揃える時期が近づいてきたようです。 畑の土は、表土が流されたり小さな石ころが顔を…

旅順のアゲハチョウ

旅先の大連、旅順で撮った蝶の写真を紹介します。現地は秋田、青森と同じくらいの緯度です。旅行中は好天続きで日射しは強いが湿度が低くて爽やかでした。ジメジメした日本に帰りたくない、そんな気分にさせる毎日でした。 上の2枚目の写真は、旅順の海岸の…

昆虫の世界に国境はない

フユウガキ、常緑ヤマボウシ アゲハ

台風の強風による被害を防ぐため、ヤマボウシをシュロ縄で三点留めして、それからフユウガキにはキュウリネットをかけてみたのですが、この作戦は見事に大成功でした。携帯電話のカメラで撮影して貰ったので画質が落ちますが、ヤマボウシの葉は青々と茂って…

フユウガキ、常緑ヤマボウシの風対策

台風が関東地方を直撃します。今夜から明日夜半にかけて伊豆半島あたりに上陸して北上するとなると畑の被害は免れません。病虫害の被害が少ないと喜んだのも束の間のことでした。 問題は頭でっかちのフユウガキ*1、とスラッと伸びた常緑ヤマボウシ*2です。重…

産卵のあと、スズメガの幼虫?

きょうもムシの話です。プラムの木で変わったものを見つけました。ここにありますが、一年前にモモスズメガらしい幼虫がいたところです。このクサカゲロウの卵も同じ木でした。 葉の上に綿アメのようなものがあって、その上に幼虫の抜け殻か、あるいは死骸ら…

フユウガキ、カキノヘタムシ

今年の夏は、各地でセミやブナの害虫などが異常発生したという報道が目につきました。 しかし、わが家の畑ではむしろ例年より虫が少ない。スイフヨウのフタトリコヤガの幼虫もすぐにいなくなるしプラムの毛虫類もいない。 フユウガキもそうですが、昨年は次…

常緑ヤマボウシ、樹木の病虫害

畑に植えてある約20種類の樹木は、それぞれ何らかの虫や病気の被害を被っています。代表的なものはグミやイヌマキ、ムクゲ、セイヨウカナメモチ、いずれもアブラムシの被害を受けています。フユウガキはイラガやカキノヘタムシの被害を受けているし、ウメ…

ハクサイ、ダイコン、ニンジンの準備

アゲハにすっかり気をとられているうちに、9月も2日が過ぎすっかり涼しくなってきました。週末に小雨がパラついたので、秋野菜の植えつけの準備をすることにしました。 植えつけの場所は、7月にタマネギやジャガイモなどを収穫した跡地です。畑のほぼ半分…

アゲハのサナギ

アゲハの幼虫*1は、いつまでたってもサナギになる気配がありません。餌のない状態が何日か続いて栄養不足になったのではないか。あるいは移動のショックで蛹化できないのではないかとヤキモキしました。ところが午後には立派なサナギに変身していました。し…