2008-01-01から1年間の記事一覧

菊の露

名古屋に出かけてきましたが、日中は汗ばむほどの暖かさでした。 今朝は「久しぶりじゃの!」といわんばかりのカマちゃんです。菊の薫りに包まれて元気そう。実際、動きも活発。ところで、この姿を見てはたと気づいたことがあります。ちょっとしたことですが…

ニンニクの育て方

といっても、大したノウハウがあるわけではありません。落花生を収穫したあとに、先週の土曜日、この自家産のニンニクを、適当な間隔で深さ2cmほどに埋めただけ。 時々、畑に近所のワンちゃんが散歩にくるようなので、新芽を踏まれないように白い織布状の…

蟻の道

「梅雨晴れやところどころに蟻の道」 これは正岡子規の作だそうです。しかし、この道は蟻の行列のことみたい。 きょうの「蟻の道」は、ツバキの銘花「玉之浦」の根元につづく粒々の土でつくられたもの。まず写真を見て下さい。蟻が巣穴から運び出した土が長…

アボカドの稚樹

アボカドの大きな種を、そのおしりだけが水に浸かるようにしてコップに入れておくと簡単に芽が出てきます。あまりに成長が早いので鉢植えにしてインテリアの代わりにしていたのですが、今年の春、ためしに畑に植えてみました。シマトネリコなどの高木の陰で…

野菜を守る生垣

立冬も過ぎて、いよいよ気温が下がってきました。畑の北側に並ぶセイヨウカナメモチは、これまでイラガやカマキリとの関係で取り上げることが多かったのですが、これから冷たい北風が吹き始めるとタマネギやソラマメなどの野菜を守る働きが大きくなります。…

落花生の不思議

きょうは落ち葉を集める予定でしたが雨のため中止です。 振り返ってみると、先週は落花生を収穫したのに、すっかりここの寄生蜂に気をとられて根粒菌などのことを忘れていました。根粒菌は、マメ科などの植物の根に共生している菌のこと。落花生には、根粒菌…

ソラマメの育て方

ここにありますが、今年はポットで苗をつくり、先週日曜日に畑に移植しました。移植後もスクスクと苗が育っています。ポットの土にいれた肥料(堆肥)が効いているようです。 それから植え方の工夫もあります。植え穴を掘ったらタップリと水を撒き水分を含ま…

ワケギの根元で見つけた幼虫

生まれ故郷の鹿児島産のワケギです。数年前からここで栽培しています。かつてワケギはネギの変種と考えられていたのに、最近では染色体の特徴から、ネギとタマネギの雑種ということにされているようです。なぜか、お隣の韓国では頭髪を増やす効果があるとし…

タマネギの植え方

家庭菜園について得意げにあれこれ書いている自称Scientific Farmerですが、それでも知らないことが多いのです。最近もタマネギの植え方を勉強しました。まず一昨年の植えつけ直後の写真から見て下さい。水をやったのですが、植えつけしてから1週間以上は苗…

ハクサイのひとり立ち

11月に入り、だいぶ気温が下がってきました。そろそろヨトウガの活動もおさまるのではないか、と考えて思い切ってハクサイの防虫ネットをはずすことにしました。イヌマキや隣のダイコンの感想を聞いてみたいところです。 よくみると、外葉にはポツリ、ポツ…

菊薫る秋

文化の日のきょうは秋祭りが開かれ、会場には菊の懸崖などが飾られていました。ここまで来ると名人芸。菊は、こんな本格的なものでなくとも庭先や畑で気軽に栽培して楽しめる秋の花です。 わが家の畑では菊の花が満開です。薫りにつられてやってきた蜜蜂が懸…

キアゲハ蛹の寄生蜂

11月を迎えて、北の方から初冠雪のニュースが聞かれたり、木枯らし1号が吹いたりと、いよいよ秋が深まってきました。きょうから3連休ですが、タマネギとソラマメの植え付けで大忙しでした。 落花生も掘りました。数は多いが、全体に小粒です。枝に咲いた…

ソラマメの新芽が伸びる

二日前に紹介したソラマメの新芽がどんどん大きくなって朝日に輝いていました。こんなにスクスク伸びると超気持ちがいい!とでも言いたくなりそう。 この分だと週末は畑に移植しなければならないかも知れません。20個の鉢で、芽が出ないのは2個だけ。発芽…

これはコカマキリ?

これまで畑で見かけたカマキリの卵は3種類+1で、+1はチョウセンカマキリと形が似ているが、とても小型の卵嚢。これが果たして第4の種類、たとえばコカマキリの卵なのかどうか。 それが、とうとう日曜日には体長6cmほどの小型でお腹だけはハラビロカマ…

ソラマメの苗づくり

いよいよニンニクやソラマメ、スナップエンドウ、タマネギなどを作付けする季節になりました。狭い畑でナス科やマメ科の連作をさけながら、しかも春植えの野菜と秋植えの野菜を上手に組み合わせて、土地を最大限に活用して野菜を栽培するには、それなりの工…

カマキリの産卵

きのうは、久しぶりの畑で大変なものを見てしまいました。オオカマキリの産卵シーンです。これは初めて。まず、写真をご覧下さい。シマトネリコにいるオオカマキリが逆さになって、そわそわしていたのです。ひょっとしたらと感じるものがありました。始まり…

開田高原から見る御岳山

宿は、浦島太郎伝説などで知られる名勝「寝覚めの床」の近く。きのうの朝のことですが、窓を開けると眼下に木曽川が流れていて、激流で岩石が浸食されてできた花崗岩の岩場が広がっていました。写真には写っていませんが、右手の目の高さのところにある多勢…

木曽路は雨の中

24日から仕事で木曽・上松に出かけてきました。行楽シーズンは電車が混雑しやすいので、自分の車を使用。都心の渋滞を避けるため早めに出発することにして、床についたら目覚めはちゃんと5時前。これは年の功?です。 さっさと準備して5時過ぎに自宅を出…

ミズナとの出会い

ニンジンやほうれん草に劣らず、ミズナも元気に生長しています。ミズナは春と秋の2回栽培しますが、ここ数年の中では一番の出来です。土が少しはよくなってきたろうし、雨がちの天気が多いことも幸いしているかも知れません。春撒きのミズナはほとんど虫の…

ビックリグミのアブラムシ

きのうに続いて最近の樹木の様子です。これはビックリグミですが、高さは2.5m以上あるかも知れません。 強い雨が降ると、畑には僅かな傾斜があるので、表流水はこのビックリグミの根元に流れてきます。その水は栄養分を含んでいるはずです。この木の生長…

ノッポのシマトネリコ

ビックリグミ、セイヨウカナメモチ、イヌマキ、イヌマキ、プラムなどの樹木の生長の早さには目を見張るものがあります。なかでも極めつけはシマトネリコ。八重咲きのスイフヨウの隣で、2mをはるかに越える細い梢を風にそよがせています。ここにありますが…

秋まきのニンジン

早起きして名古屋に行ってきました。年間の気温が高いことで有名なところですが、きょうも暑かった…。地元の方に聞いたら、昨日もだったそうです。 ま、それはいいとして、関東はすっかり涼しくなって畑ではハクサイ、ダイコン、そしてニンジンやほうれん草…

関さんの森

署名にご協力下さい。ここからインターネット署名ができます。 8月にご紹介したことのある関さんの森を守る運動が、いま山場を迎えています。森を守る側から、松戸市に対して森を守りながら道路を建設するためのギリギリの提案が出されました。森を守るため…

コマユバチの繭

昨日は、ウメの木に不思議なものがぶら下がっているのを発見しました。緑の物体に、小さな繭のようなものが無数についています。 よく見ると、緑の物体はスズメガの幼虫。そして白いものはコマユバチの繭ではないかということで、そっとその枝を折りとってみ…

落花生にキアゲハの蛹を発見

4月末に植えた落花生が少し黄ばんできました。そろそろ収穫の時期が近づいてきたのかも知れません。それにしても、ここまで旺盛に育つとは! 縦に10株。それぞれの株の横幅が約1mほどはあります。これでたくさん実がなれば言うことなしです。 セリの新…

オオカマキリ成虫と卵

朝夕の気温が低くなってきましたが、この季節は畑に行くと必ずといっていいくらいカマキリをみかけます。場所はセイヨウカナメモチ、菊、シマトネリコ、たまにイヌマキの木の上です。 今朝は、こんな写真が取れました。菊の株が高さ1mほどに成長しているの…

ネットの上のオンブバッタ

これまでの作戦が成功して第2段階を迎えたハクサイです。順調な生育ぶりを見るたびニンマリしています。 このごろ不思議なことにハクサイのネットの上にオンブバッタの夫婦が常駐しています。時々、別のペアもいますが。 「野菜は足音を聞いて育つ」という…

ヤマボウシのジャム

ヤマボウシの実を収穫してジャムづくりに挑戦しました。高さ3m以上のところに実がなっているので収穫はひと苦労。少しでも高い方がいいということで、家から1m余りの高さの脚立を持ち出してみたのですが…。けっこう大変でした。 とれたての実を試食して…

高原で女王「カンタン」に遭遇

昨日は天気予報につられて久しぶりに富士方面に出かけてきました。朝5時出発で、田貫湖についたのが7時過ぎ。空を見あげると思わず、天高く…と口ずさみたくなるような秋空。 東の空には湖の上に富士の頂上がのぞいていました。ここは4月と8月にダイヤモ…

ヤマボウシの赤い実

ヤマボウシの実が、ようやく赤くなりはじめました。ふつうのヤマボウシは落葉して葉がなくなるので赤い実が目立ちます。しかし、わが家のヤマボウシは中国・崑崙地方の原産。これまで何回も書いているように、国産のヤマボウシと違って秋になっても落葉しな…