菊の露

古屋に出かけてきましたが、日中は汗ばむほどの暖かさでした。
今朝は「久しぶりじゃの!」といわんばかりのカマちゃんです。菊の薫りに包まれて元気そう。実際、動きも活発。ところで、この姿を見てはたと気づいたことがあります。ちょっとしたことですが、なぜ、これまで気づかなかったのか。

れは、中国の故事とされる「菊の露をなめると長生きする」は、菊に群がる昆虫が多いことから生まれたものではないかということ。
年を通してみると、昆虫が群がる花はほかにもたくさんあります。しかし気温の下がったこの季節に、蜜を吸うことができるのは、せいぜい菊ぐらいのもの。畑の菊は、いい薫りを漂わせておりハナバチなどが蜜を吸っていました。冬を目前に昆虫が菊に集まって蜜を吸う様子を見ると、菊の露を舐めたら長生きするのではないか、と考えたくなります。書いてみればこれだけのこと。はたと気づいたなどと書きましたが、たいしたことではありません。
ゃ、カマキリも蜜を舐めるのか。いえいえ、カマキリは蜜を吸いにくる昆虫を餌にするんです。だから菊にすむカマキリは、この季節でも食料の確保が楽。その結果として菊で暮らすと長生きできるというか、いつまでも定住できる。というのが正解ではないか、と感じます。
だ、この世界は奥が深いので、この故事には、もっと別の合理的な理由があるのかも知れません。菊の薫りはとてもいいものなので、この薫りをかぐと長生きしそうな気がするかもしれないし、薫りに人間を元気にする何らかの成分が含まれているのかもしれません。
学・歴史の世界で、この故事誕生の秘話というのがあるのかも知れません。それらについても調べてみる必要があります。そこらをきちんと調べていないので、あるいは間違っているかも知れません。ということで、菜園(Scien)tific Farmer←あまりにも素晴らしいのでここでも披露させて頂きますが、の妄言はいかがでしょうか。


不揃いですが、ルッコラの芽が出て育ちはじめました。ルッコラは、アブラナ科植物で、地中海沿岸が原産。ぴりっとした辛みが特徴で、なんとクレオパトラも好んで食べたとか。夏にベランダで栽培した残りの種を蒔いたら、発芽しました。もう少し寒くなったら、ミニ温室をつくろうかな。

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