高原で女王「カンタン」に遭遇

昨日は天気予報につられて久しぶりに富士方面に出かけてきました。朝5時出発で、田貫湖についたのが7時過ぎ。空を見あげると思わず、天高く…と口ずさみたくなるような秋空。

東の空には湖の上に富士の頂上がのぞいていました。ここは4月と8月にダイヤモンド富士を撮影する絶景ポイントだそうです。湖畔は釣りやサイクリングを楽しむ家族連れでいっぱいでした。

白糸の滝にも寄りました。この滝のまわりの紅葉とその上に頭をのぞかせる富士の写真、で知られる場所です。紅葉には早く、富士も見えないのでエメラルド色の川底を中心に写してみました。

朝霧高原に着くとオートキャンプ場は朝飯の準備を急ぐ方々で一杯。あたりの草むらを散歩していたら、お馴染みのキアゲハ幼虫やコガネグモの仲間に出会いました。それから珍しい昆虫の写真がとれたので「不明幼虫掲示板」に投稿したら「カンタン」というコオロギの仲間だということ。名前は中国の故事「邯鄲の夢枕」に由来するらしいのですが、それよりも「鳴く虫の女王」と呼ばれていることを知ってビックリ。

鳴き声はここをクリックしてみて下さい。女王と言っても鳴くのはオスです。
それから大きなアザミの仲間、たぶんフジアザミではないかと思います、がありました。これもアザミの女王といった風格です。

ちらは松林でみつけた、綺麗なキノコ。これもあとで調べてビックリ!何と有名なテングタケでした。こちらは毒キノコの女王。これを食べると大変なことになります。

りに立ち寄った「道の駅」は大賑わいで高原キャベツと紅ショウガ、ピーナツなどを買いました。高原の爽やかな空気の中で食べたソフトクリームと草餅の味は一番。私は焼きトウモロコシは香りだけ…。「天高く馬肥ゆる秋」。
好天に恵まれ渋滞もなく…、例年だと大渋滞のニュースが流れる三連休なのに…それもなく…経済のことが心配ですが…。目に爽やかで胃袋満足、数々の女王にも会うことができて、いいドライブでした。

田貫湖の湖畔でみかけたヒョウモンチョウ。空気が綺麗なせいか色も鮮やかに感じます。