菊薫る秋

文化の日のきょうは秋祭りが開かれ、会場には菊の懸崖などが飾られていました。ここまで来ると名人芸。菊は、こんな本格的なものでなくとも庭先や畑で気軽に栽培して楽しめる秋の花です。

わが家の畑では菊の花が満開です。薫りにつられてやってきた蜜蜂が懸命に蜜を吸っていました。

こんな昆虫もたまにきます。ホバリングしながら、長い口吻(こうふん)を伸ばして蜜を吸います。なかなか器用ですが、これがスズメガの仲間だというのは、意外な感じがします。ホシホウジャクという蛾です。

こちらは、常連のチョウセンカマキリ。「薫りだけじゃお腹は一杯にならないよ」とでも言いたげ。

菊は、私たちにとって身近な植物ですので、日本原産かと考えがちですが、栽培の菊は奈良時代に中国から渡来したといわれています。キク科の植物は世界に2万種と種類が多い。日本にも、いわゆる野菊と総称されるヨメナノコンギクなどがあります。
キク科の食用の野菜というと、シュンギクがすぐ頭に浮かびますが、ヨメナなども新芽を摘み取って食べる地方もあるようです。本格的な食用の菊は山形産のものが有名。ゆがいてほうれん草と一緒におかかをかけたりと…。菊は薫りだけでなく食べる楽しみも与えてくれます。

ベランダのヴィオラに産卵にきたみたいです。そのうち幼虫が発生するかも知れません。

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