ホトトギスの花


 ホトトギスという言葉から、鳥と花のどちらを先に連想するでしょうか。私の場合はまず花、ついで鳥です。なかにはそんな花があるのか、という方もいるかも知れません。鳥の名前のホトトギスはかなり古く「道元」も句に詠んでいるほど。これ*1をクリックして
見て下さい。一方、花のホトトギス命名者は、あの有名な牧野富太郎博士ですからそれほど古くはない。
 鳥と同じ名前をつけられた植物はこのほかにもあります。たとえばサギソウはいかにも白鷺を連想させる姿をしています。それに対してこのホトトギス、どこが鳥に似ているのか。ホトトギス属はルリタテハの食草とか。そのうちに卵を産んでくれるでしょうか。