明太子で白菜キムチ

8年目を迎えた本格キムチづくりですが、満足できる味ができました。塩漬けを2日したので、少し塩味のアクセントが効いていますが、まぁ、合格でしょう。時間がたつにつれてなじんでゆくはずです。

8年前から、わが家のキムチに無理やりにおつきあい頂く方々で密かに結成されたと噂のある「キムチ被害者同盟」。これもそろそろ解散の時期でしょう、と一人悦にいる“Scientific farmer”です。
昨年2回目からトウガラシの種類や、ヤンニョンをつくる手順を変えたりしたのでそれが効を奏したと自画自賛。それに、都合の悪いときは食べ物の好みは一人ひとり違いますからと、言い訳も上手になった。NHKの朝ドラのマッサンの苦労に比べれば、大したことはないが、それにしても8年も続けてこれたのは、ひとえに(*^_^*)のおかげです…。
一方、14年目の野菜づくりですが、今年はこれまでにない大きなダイコンができました。収穫の残りなので形は悪いが、直径10cmほどのが、ゴロゴロと言うと、言葉が過ぎるか。

今年は初めて、田舎で栽培されている高菜(たかな)を植えてみました。塩漬けした高菜で巻いたおにぎりが食べたいというのが動機。いま生育中なので、それには時間がかかりますが、間引きしたものを塩もみして、削った鰹節をかけて酢醤油で食べると、これが何とも言えず旨い。子供の頃はそうは感じなかったのにいまは懐かしい。その高菜も見事に育っています。

スーパーに行けば、1個100円もしないキャベツですが、こちらも元気一杯で、そろそろ食卓にあげても良い形、大きさになってきました。

という具合で、8年目のキムチの出来もほぼ満足。気候異変にもかかわらず、順調な野菜づくりができている。そうした気持ちの余裕か。新しい方法で白菜キムチづくりをしてみることにしました。お手本は、NHKの「きょうの料理」>明太子で白菜キムチ。講師は料理研究家で、韓国料理で素材の味を生かしたレシピをたくさん紹介している、大阪出身のコウケンテツさん。これをわが家で試してみることになりました。まず出来上がりから。

特徴は、オキアミの塩辛のかわりにからし明太子を使ってキムチをつくること。たしかにわが家では、上野の第1物産で買っていますが、オキアミの塩辛はどこでも手に入るかというと、なかなかそうは行きません。その点、からし明太子なら、たいていのスーパーで扱っています。それと4、5日で食べるだけの量をつくるので手軽。白菜4分の1個(600g)を軸と葉に分けて、陰干しして塩漬けするのですが。

陰干ししたものを、大き目のボールにいれて塩をふり重しをして3時間ほど。軸に塩がしみていれば、塩漬けの出来上がりです。

ヤンニョンの材料は、水カップ1に煮干し20g、昆布5cm四方1枚で出しをとり、餅粉大さじ2分の1でとろみをつけます。これに、はちみつ大さじ2、粉トウガラシ30g(韓国産、中びき、キムチ用)、辛子明太子(薄皮をとる)80g、リンゴすりおろし 4分の1個、ニンニク1かけ(すりおろし)、しょうが(すりおろし)10g、白ごま 大さじ1をいれます。本格キムチに比べれば量は少ないものの、材料の種類はほぼ同じです。

薬味野菜は大根100g、セリ3〜4本 細ねぎ 3〜4本。

ヤンニョンに白菜、薬味野菜を混ぜれば即席だけど、甘辛くて旨〜いキムチの出来上がりです。自家製のセリが鍋以外の場面で役にたちました。

COOKPADには、まだレシピがないので、わが家の工夫を入れて投稿したいと思います。


  • 鈴なりのミカン

お隣のSさんに頂いたミカンです。一枝に15個もなっていました。ここにありますが、柿の小枝に劣らず、みかんも力持ち!恐るべし果樹の小枝!