今シーズン初のキムチづくり

これまで6年連続でキムチをつくってきましたが、なかなか期待した味にならない。ひと口食べて、思わず旨いと言いたくなる、そしてふた口、み口と食べるにつれて旨味が伝わってくる。そんなキムチをつくるには、どうすればいいのか。いろいろと試行錯誤を続けてきましたが、これがなかなか難しいのです。それでも、昨年あたりから、少しヒントがつかめたような気がしてきました。
今年の白菜栽培は作戦が成功して、例年より早く収穫できました。金将という品種のせいか、大きいのがとれました。27日に収穫した白菜は、4.2キロ、3.8キロ、3.6キロでした。

これを例によって、陰干しして…。

4%の塩で漬けた白菜を水洗いして、水をよく切ります。しっかり水を切る。これがポイントです。

次はキムチの味を決定づけるヤンニョンをつくります。

今後のことがあるので、材料を書いておきます。大鍋に水1.5ℓをわかし和風だしの素3袋を入れ、冷めてきたら、唐辛子粗挽き200g、細挽150g、オキアミ400g、生姜3cmとニンニク200g、リンゴ(富士)2個のすりおろし、蜂蜜100cc、砂糖80g、切り昆布1袋(26g)、白ごま大さじ3、を混ぜ30分ほどおきます。ここで30分ほどおく。これが二つ目のポイントです。そしてダイコン0.5本とニンジン2本の千切りにニラ1.5束分を混ぜ合わせて完成です(右下)。いろんな材料を入れているようですが、本場韓国のキムチにくらべれば、まだまだではないでしょうか。
あとは、白菜の葉に丁寧にヤンニョンを挟んで、タッパーに並べて完成です。

空気を遮断するためラップをかけて、数日常温のまま保存すれば、食べ頃になります。さて、今年こそは満足できる味になるでしょうか。楽しみです。

11月中旬は、気候の変化が激しかったということでしょうか。ヤマボウシの花が咲いていました。

そういえば、プラムも花が咲き、小さな実をつけました。(11月10日撮影)

植物が季節を間違うほど天候変化が激しかったのに、今年の野菜づくりはおおむね成功。ツキに恵まれたようです。幸運に感謝です!