カブ、大根、白菜の思い出

わが家の小さな畑では、夏野菜の片付けと秋冬野菜の白菜、大根、カブ、コマツナ、サニーレタスの種まきや芽キャベツの植え付けなどが進行しています。写真中央は片づけられたトマトやモロヘヤ、バジルの株です。
収穫した果実などに比べ、ひょっとしたら残骸の方が多いのかも知れない。株も果実も土から吸収した窒素、リン、カリなどの無機質と水などでできているので、「いずれは土に還るんだ、いや、返さなければならない」と妙なところに力をいれるScientific Farmerです。それにしてもここ数日の残暑は厳しい。
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こうした片づけや種まきは、天候を見ながらの作業になるので週末ファーマーには無理なんです。毎年の作付図を作成・管理し、どこに何を植えるか、連作防止に気を配ったり、縦、横、斜めの距離を測り、整然とした作業が得意なベテランの(^.^)の担当です。
前置きはこれくらいにして、昨シーズンの秋冬野菜は、結構いい成果がありました。まずは、いままでになく順調に成長して、味も良かったカブ。順調の原因は植え付けの際、直接畑の土に種まきせず、種まきの箇所に培養土を使ったのが原因ではないかと思います。

美味しかった秋野菜と言えばこのダイコン。あまり太くはならなかったが、野菜の煮物にしてもブリや豚肉と煮ても、柔らかでトロッとした食感とダイコン特有の甘い味を堪能しました。それに大根葉も炒めたり、白和えなどで頂きました。こちらもカブと同様に二匹目のドジョウを狙いたいものです。

秋冬野菜の極め付けは白菜キムチ。もちろん、わが家の場合ですが…。左上の粉唐辛子の写真を見るたびに思い出すのは、わが家の唐辛子を粉にして、えいやっと加えた20gのこと。これで並はずれた辛さになり、お誉めの言葉を頂いたり、あれは「…」と言葉にならない御礼を言われたりということになりました。いまは冷蔵庫のなかに、古漬けが残っていて、辛さを調整しながらキムチ鍋や豚キムチ、キムチチャーハンで美味しく頂いていますが。

  • きょうの一枚 津山線沿いの水田

先週は、仕事で岡山の津山、名古屋に駆け足で行ってきましたが、その際車窓から撮った実りの秋を感じさせる一枚です。こうした風景を眺めながら、「平均で4千mほどの高地で生まれ育ち、日本にきて初めて食べた米の美味しさに感動した」というチベット人の女性音楽家の話を思い出しました。
米の値段が安くて採算が採れないため日本のお百姓さんも大変ですが、農業には経済性だけで考えられない価値というのがあって、その価値をどう評価し代替していけるかが大切だと感じます。


右の写真が小さいのでわかりにくいのですが、巣の端がささくれ立ったようになっていて幼虫の姿も見えず、何か悪いことが起きたような様子です。成虫は、取付け口の方に集まっています。