白菜の種をまいた!

白菜の植え付けのため、ヨトウムシ対策のビニールシートをはずし土を耕したら、コガネムシの仲間の幼虫2頭(写真左)とヨトウムシの仲間の蛹1個(写真右)を発見した。これは先々週のこと。
↓1日1クリック、よろしくお願いします。
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

陽射しの強い日には、温度が47,8度にも上昇する土の中でどのようにして命をつないでいたのか。さすがというか、やはりというべきか。虫たちの逞しさとそれをカバーする土の包容力を実感してしまった。
コガネムシには落ち葉に移って頂いて、ヨトウムシは羽化を観察しようと持ち帰ったが、密封容器の中に入れたため死なせてしまった…。わが家初のヨトウムガの飼育。うまくいけば成虫の姿を見定め正確な名前が判定できたのに残念!蛹でも通気性が必要なんです。
今年の白菜の品種は、“王将(85日型)で、売られている中では一番大きくなるタイプ。日露戦争後に日本に渡来してから品種改良が進む中で、いまの社会にあわせて白菜の小型化が進んでいることを発見。しかし手作りキムチには、やはり大きなタイプがあうとの判断で選んでみましたが…。

土の酸度を測ってみるとPH5前後と酸性が強い(写真左)。白菜はPH6あたりを好むというので、中和のため石灰をまいておいた。
本日あらためてはかると、うまい具合にPH6前後になっていた(写真右)。実にお利口な酸度計である。そのうち、こんなお利口な線量計がほしいなと思いをめぐらすScientific Farmer。そのうちに買うことになるのか…。

その間にもテキパキと種まき作業をすませる(^.^)。アシナガバチの活躍によりアオムシの被害は心配ない、と断定できるほどの生物構成になっているので防虫ネットはいらないような気がしたが、防虫ネットは強い雨から小さな野菜の芽を守る働きもある。台風接近のニュースもあるので、強い雨に備えて防虫ネットをかけ本日の作業は終了。
終わってみれば、いつもの8月末の畑の眺め。奥の2列が白菜、手前はダイコン。もちろん、ベランダでも予備の種をまきました。昨年はこの時期は連日、最高気温35度を超えていた。

地震、大雨、台風の被害がなく、懸念される放射能汚染も地元市の公式発表では問題なし。原発から200キロも離れているのにホットスポットの存在がマスコミで騒がれた川向こうの隣市のホームページでも学校、公園での測定結果が出されているが、それぞれ不安を感じさせるような結果は出ていない。そこらがちょっと気になるが…。
かつて山歩きの好きなアラ還爺はここの平坦過ぎる地形に大不満だったが、最近ではすっかり野菜生活にはまってしまい、この穏やかさが気にいっている。

毎年、プラムや梅に発生するスズメガ。ようやく今年初めての1頭を発見。どのようにしてアシナガバチの難を逃れたのか。ほっとするのも束の間、よく観察すると緑の体に黒い小さな斑点がある。どうやら寄生蜂の産卵痕のようです。お気の毒に!


働き蜂から肉団子受け取った給餌係の蜂が幼虫に餌を与えるのを見ました。左は働き蜂から餌を受け取った給餌蜂。右は餌をもらった幼虫の顔がのぞいています。蜂だってこうなのに、最近は痛ましい事件が続きます。ここをクリックすると拡大します。