天地返し

農業の土づくりの基本のひとつに「天地返し」という作業がある。大寒のころに土の表層と低層を入れ替える作業ですが、長年の栽培で栄養分を蓄積した下層の土と、さまざまな病原を蓄積した表土を入れ替えて、一挙両得の効果を期待するものです。
現実には、ここはもともと畑作を前提にした場所ではないので土が浅い。天地返しといっても真似事に近いものですが、例年3月にジャガイモの植え付けをしているので、土を耕転したというわけです。

いい運動になるので、いささかのメタボ対策になるのかも知れませんが、これも消費エネルギーとその後の栄養補給とのバランスの問題がありますので、なかなか計算どおりには行かないはずです。ただし土を掘り返したという達成感だけは味わうことができるのかも知れません。
こちらは、初めて植えたキャベツです。ほとんど雨がないのであまり育ってはいませんが、霜や小雨を乗り越えてここまで大きくなりました。

一番の問題は野鳥の食害であり、それを避けるためネットをかけました。

野鳥の被害といえば、ベランダのスイートピービオラ、金柑の苗などがやられています。これだけ鳥が来るということは、わが家のベランダが安全だということかも知れませんが…。でも、大切な植物を守るために、ネットをかけてあります。

−きょうの一枚
青いスイートピーも、新芽を食べられています。しばらく野鳥との知恵比べが続きそう。

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