YELL

ここで暮らすようになって、きょうで40日を迎えたヤサイゾウムシ。衰えるふうはなくハクサイを食べて元気もりもりです。しかし産卵の気配はない。
発見当初のことは、ここにありますが、とにかく丈夫な昆虫です。

バタっと倒れて動かなくなる。死んでしまったのかと見ていると、しばらくたつと何ごともなかったかのように起き上がり歩き回る。危険を感じたときに見せる昆虫特有の擬態が得意なのです。

羽があるのに飛べないし飛ぼうともしない。歩くのが大好き。
飼育しているうちに、ますます親しみを感じるようになってきました。“いきものがかり”のYELLという曲にこんなフレーズがあります。
「私はいまどこにあるのと踏みしめた足跡をなんども見つめ返す…」
「翼はあるのに 飛べずにいるんだ ひとりになるのがこわくて…」
このヤサイゾウムシも、あるいはそんな気分でいるのか…。

菜園tific Farmerとしては「あなたはだれ?」と、もっと詳しく色々のことを聞いてみたいところ。

なぜ、ゾウムシと呼ばれるのか。この写真に特徴が出ています。象のような長い鼻を持つということらしい。
これまであまり研究の蓄積がないので、生態についてはわからないことが多い。産卵しないのには、なにかワケがありそうだが…。
今年は家庭菜園ブログに、ヤサイゾウムシの話題が少なくないように感じます。
無農薬栽培に取り組む人が増えているため被害が増えているのかも知れません。
わが家でも、ヨトウムシほどの大きな被害ではないが、たくさんの小さな穴をハクサイにあける厄介者。
いつまでこの状態は続くのか。
「ともに過ごした日々を胸に抱いて飛び立つ…」ことになるのでしょうか。

−きょうの一枚  ダニ
たぶんダニだと思いますが、いつの間にか誕生してヤサイゾウムシと共同生活中。大きさ2ミリほど。

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