梅、桃、木半夏の実

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連休もきょうで終り。あっという間の五日間でした。「子どもの日」ということで今夜あたりは賑わうか?
久しぶりに畑をのぞいて目についたのが梅の生長ぶり。豊作の翌年はお休みか、40個ほどと少数精鋭ですが成長は早い。この勢いだとあと10日もすれば収穫できるかも。

サンタローザも昨年が豊作で、今年は実が少ない。やはり、というべきか。

ところで、初めてたくさんの花を咲かせたソルダムはどうか。こちらは木が小さいせいか、期待薄。来年に乞うご期待!といったところ。このチビちゃんがどこまで育つか。

「木半夏」と書いてなんとグミと読むらしい。これはなかなか読めませんが、ナツグミの漢名、で立夏とは関係なし。ここにありますが、蜜蜂のおかげで自家受粉しないビックリグミに10数粒の実が生長しています。実の柄が長く伸びているが、赤く大きな実になるか。楽しみ!

深津正の「植物和名の語源」によれば、小説家で園芸家としても活躍した前田曙山は明治36年に刊行した「園芸文庫」に「木半夏(グミ)は胡頽子(こたいし)科の落葉灌木にて、山野到る所に野生し、紅顆累々として…」とグミのことを書いているそうです。
「野生し、紅顆累々と…」といった表現には、なぜか想像力をかきたてられます。こうした表現を可能にする漢字は大切にしたいもの。
ナツグミは果実が夏に赤くなり長さ1.5cmほどになる。ビックリグミはこちらに近い。一方、アキグミはナツグミと同時期に花を咲かすが、長さ7〜8ミリの実が赤くなるのは秋の落葉の頃。ここの末尾の方にありますが、昨年10月ベルギーのワーテルローでみかけたのも、たぶんアキグミでしょう。枝にびっしりと実をつけていたのを思い出します。
話題が外国にまで飛んでしまいましたが、こちらはベランダの青いスイートピーの実。ひと株は2月から花を咲かせていましたが、しっかりとした実がなりました。来年からロンドンのキューガーデン御用達のスイートピーがこの周辺に広まることになるでしょう。

こちらは、最近花をつけ始めた赤いスイートピーの実。青いのは2〜3個しか入っていないのにこちらは8〜9個の実が透けて見えます。果たして実るのか。

それに青色の花を咲かすはずだったのに、赤い?花が咲いたのはなぜ???9月20日に種まきして、成長と開花を抑制するためにダイエットしてきました。春を迎えて肥料を与えたのですが、そのせいかも知れません。紫陽花の花が生育している場所の土によって色が変わるという話もあります。
それとも、Tokunaga Hideakiのカバーアルバムの{赤いスイートピー}に刺激でもうけたのか?まさか!色に関係なく、いい香りが漂っている。

今月は少しだけ忙しい月。いよいよ明日から月末に向けて頑張らなければ…。


−きょうの一枚  胡蝶蘭の花
7個の蕾をつけ、3月23日に最初の開花が始まった胡蝶蘭は6個目の花を咲かせました。花の向きが一定していないところがプロとの違い?


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