ニンニクの栽培

週初めから毎日のように雨か曇りの天気が続いています。秋が深まり彩りの濃くなったサクラの紅葉が美しく輝く季節なのにとうらめしく感じるくらい。
わが家のタマネギは、こうしたことをどう感じているのか。ただでさえ日が短くなって日射不足の季節、こんなに雨や曇りが続いたことがあったのか。
ところで、植えてから3週間目を迎えたニンニクですが、早いものは新芽が10cmあまりの大きさになりました。

今年植えたのは自家産のものと園芸店で買った物の2種類ですが、新芽の色合いを見ると、緑が濃くて青々している左手の列が購入したもの。右手が自家産です。

畑でとれたニンニクはまだまだ数があるのに、なぜ園芸店で購入したものを植えたのか。これには多少実験的な意味があります。
この夏に収穫したニンニクは、5月頃から葉先が黄色味を帯びてきて6月に入ると典型的な「さび病」の症状が出ました。それがこれ。


タマネギのところでも書きましたが、この病気の病原であるさび病菌は糸状菌と呼ばれるカビの仲間。カビといっても悪いものばかりでなく、青カビのようにペニシリンの製造や酒、味噌などの職人の製造に役立つものもあるのです。
ただ、この菌は生体から生体に伝染するし畑にニンニクの葉や茎、根の残滓が残っているとそれからも感染するので連作は避けた方がいいと言われています。
もちろん、わが家の場合はナスなどの跡地なので連作ではありませんが、自家産のものは病原を体内に持っている確率が高い。それがこれからの生育にどう影響するか。購入したものを植えた背景には、そうした問題意識があったのですが、早くも新芽でこれだけ色味が違うと、ちょっと不安になります。
なお、タマネギ、ニンニクの植え付けの準備のことは、に書いてありますので、ご覧下さい。

−きょうの一枚  熱帯産のヤマノイモ
にもありますが、何回も登場しているヤマノイモのムカゴを収穫しました。大は120gで、あと100g、70g、50gの4個と指先ほどの小さいものが数個でした。コガネムシと台風に痛めつけられながらようやくここまでたどり着いた。やれやれといったところです。来年はもう少ししっかり育てます。100gをスライスして天ぷらにして食べました。国産の芋より味が濃いかな?

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