ソラマメの種まき

きょうはソラマメを植えるのに、表面の色が白いマルチシートを使用しました。これは田舎に住む友人からのプレゼント。表面が黒いマルチシートに比べ、この商品は太陽光を反射するので地温上昇を抑制し、しかも反射光によりアブラムシの忌避効果が期待されるとのこと。商品名は「こかげマルチ」で、香川県亀市の大倉工業製。じつはこの友人は県庁の専門技術員として、野菜の産地づくりで実績をあげてきた農業の専門家です。これまでも拙ブログを見て、あれこれ助言を受けてきましたが、反射光を嫌うアブラムシに効果があるのではないか、というわけです。今回ソラマメを植えた3列の畦のうち、1列半はマルチシートで被覆し、残りの1列半は被覆していないので、いつも以上に実験的な要素を楽しむことができそうです。
シートの表は白色で、裏は黒色。

白い面を表にして敷き、ソラマメの種を蒔くところに穴をあけました。

保存中の病害虫を防ぐためコーティングされたソラマメの種子。お歯黒を下にして植えるのですが、この写真ではなかなかわかりにくい。

そこでコーティングしていないソラマメの写真を見て頂くと、黒い線がお歯黒です。

野鳥にマメを食べられないようにネットをかけて作業は終わりです。いつもはアブラムシを防ぐためにネットをかけることもありますが、今年は発芽したらネットをはずす予定です。シートをかけていない畦には保湿用のもみ殻をまきました。

これで秋植えの野菜は、タマネギの2列を残すだけ。

これまで、アブラナ科のハクサイ、ダイコン、葉ダイコン、聖護院ダイコン、カブ(赤と白)、チンゲンサイコマツナ、ミズナ、ワサビナ、サントウサイ、タカナ、ルッコラ、ケール、キャベツ(2種類)、ホウレンソウ、ニンジン、パクチー、ニンニク、ラッキョウなど約20種類の野菜で畑は大賑わいです。
モンシロチョウが飛んでいても、ここまで芯が結球を始めれば大丈夫ということで、ネットをはずしました。これまでネットに守られてきたので、木枯らし第1号に吹かれ、少し不安気なハクサイ。

でも見事な成長ぶりです。高さは60cmほどになりました。

どういうわけかパクチーが順調。しかしここはネキリムシの被害が出ます。



ーきょうの果樹 柚子
柚子の実が色づいてきました。久しぶりに20個ほどなっています。