アブラムシいろいろ
トウガラシの葉っぱにアブラムシがついていました。写真が小さいので特徴がわかりにくいのですがアリと一緒でした。カプサイシンには平気なんでしょうか。
これをみて、これまで畑で観察されたアブラムシを紹介したくなりました。今回紹介するもの以外にも、ユズやヤマボウシ、ハクサイ、ダイコン、キキョウなどにいます。そのうち「myアブラムシ図鑑」ができるかも知れません。(国内には800種類ものアブラムシがいて、そのうち市販されている図鑑に掲載されているものは約240種だそうです)
ワケギにいたアブラムシ。独特の辛みと匂いを持つ硫化アリルという成分にも平気みたい。ちょっと驚きです!
関心を持つきっかけになったビックリグミのアブラムシ。卵で越冬。二年続けてグミの新芽が春に落葉しますが、これが原因ではないかと感じています。
ウメノキに発生するアブラムシ。このアブラムシが発生するとウメの新芽は萎縮症状を引き起こします。
イヌマキで見つけたアブラムシ。少しだけ綿をかぶっています。イヌマキには被害なし。
早春から5月頃までムクゲで見られるアブラムシ。テントウムシの幼虫が大発生して、いつの間にかいなくなります。被害なし。
スイフヨウに発生したアブラムシです。これも被害なし。
最後がウィルス性の深刻な病気を引き起こすソラマメのアブラムシ。写真のように緑色のものが多いのですが、時期によっては黒色のものも発生します。