ズッキーニの花

ズッキーニの花が咲き始めました。写真は雄花。その後ろに見えるのが雌花。雄花よりひと足先に咲いた雌花はすでにしぼみ、その付け根には子房と呼ばれる、青いbaby(果実)が見えます。もし、雌花がしぼんでいなければ、雄花を折り取り花ビラをはずして、雄蕊の花粉を雌蕊につけてやるのですが…。写真の雌花は、受粉していないため、子房の成長がとまり、しまいには落果します。雌花と雄花の開花のタイミングに微妙なズレがあるというのが、ズッキーニ栽培の難しいところかも知れません。もちろん、こうした雌花も無駄にはしません。早めに収穫して花ごと天麩羅にして食べるのです。花を使って肉詰めをつくるぐらいですから、こうして食べると結構美味い。

キュウリもウリ科ですから、雌花と雄花の開花は別々です。こちらが雌花で付け根には、キュウリ(子房)がついています。キュウリは、花の数が多いせいか、ズッキーニほど多くはありませんが時々、受粉せずに落果するものがあるようです。

こちらは雄花。当然雌蕊はついていませんが、それよりも花軸が細いので一見して雄花とわかります。最近感じるのはミツバチの姿が見られないこと。畑を始めた10年ほど前は姿が見られたのに困ったことです。

と、ややこしいことを書きましたが、今年はウリ科の野菜が多いです。これはカボチャ。ズッキーニの兄弟です。

これは、マクワウリ。久しぶりに植えましたが、うまく実がなれば、懐かしい味を楽しむことができそうです。

これは冬瓜。毎年お隣のSさんに頂きますが、今年は植えてみました。

最後がスイカで、紅小玉という品種。

このほかに、ゴーヤも植えてありますので、今年のウリ科は6種。隣接している敷地7坪ほどを借りられたために、いろいろ植えてみましたが、どういうことになるでしょうか。
あとベランダで育つウリ科のキワーノ2本。結構丈が伸びてきました。根元にまいたパクチーも小さな芽が出てきました。

10月末に植えたスナップエンドウはそろそろ終わりが近づき、ようやくソラマメを収穫。苦労の割に実りは少ない。やはり無農薬栽培は難しいのです。収穫しながら、来年は休みにしようかという気分になりました。

塩茹でしたマメは少し色が悪い。収穫が遅れたのか。いつもの鮮やかな緑ではありませんが、薄皮を剥いて食べてみると、とれたてはやはり美味い。

スナップエンドウもソラマメも植えてから収穫まで7カ月。時間のかかる野菜です。来年も頑張ろうかな!



キジバトの巣作り
キジバトが目の前の柿の木に巣作りをしているみたい。

ベランダにとまることがあります。

オナガの営巣はどういう結末になるのか。相変わらずカラスと駆け引きしながらの毎日です。