ソラマメをしっかり収穫

先週の22日PM11時過ぎのことです。GWに植えた夏野菜がだいぶ成長し、しかもソラマメを収穫したので、久しぶりにブログを更新しようとパソコン(windows7)の前に座っていたんです。すると突如、windows10の更新が始まりました。この画像は、スマホで撮影したもの。時間は11時18分。

これが25分経過後の11時43分の状態。パソコンを乗っ取られた状態で、ブログどころではありません。

約1時間が経過して、12時17分になると「これは法的文書です」という、告知とともに「戻る」「拒否」「承認する」の選択を迫る画面が現れました。仕方がないので、ええいっと「承認する」を選んだら、それからアップグレード作業が始まり、すっかり終わったのが夜中の2時半。終わってみれば大騒ぎされている割に大した問題はなさそうだし…。問題があるとすれば、こうしたアップグレードの必要性と効果がよくわからない上に、これまで使っていたセキュリティソフトを更新するため1500円払わされたこと。あとは大したことはありません。起動とシャットダウンが早くなったことはいいかな、と。

こんなことならということで昨日、デスクトップもwindows10に更新しました。こちらも問題なし。いろいろ調べてみると、5月中旬まで「更新しませんか」だったものが、最近では、「○月○日23時にwindows10にします。これを選択しない方は▽▽▽をクリックしてください」という趣旨の表示が出るようになっていたんですね。これに気付かず、いつものとおり右上の×印をクリックしたのですが、これがいけませんでした。この表示を消すことで、指定した時間に更新が始まるというトリッキーな仕掛けだったのです。マイクロソフトのやり方には批判が多いようです。
さて冒頭に書いたように、今月のビッグイベントはソラマメの収穫と夏野菜の植え付けでした。まずソラマメの収穫から。ソラマメは、大きな莢から少しずつ収穫してきたので、それらをあわせると今年はざっと4キロぐらい収穫できたのかもしれません。1月中旬まで暖冬で、その後冷え込み、雪折れしたりと波乱はありましたが、その影響を乗り越えて良い結果を残すことができました。

好成績の要因は摘果を徹底したことで、実がつまった莢ができました。大部分は冷凍保存します。

ここにありますが、10月25日に種を蒔いて約7か月。わが家で育てる野菜の中では、ニンニク、タマネギと並び時間のかかる野菜のひとつですが、なかでも栽培の難しさではピカイチです。理由はソラマメアブラムシという、ウイルス性の病気を媒介する害虫の存在。これが3月の写真です。


今年は、ソラマメの花が咲き終わるころに、アブラムシの繁殖源になる頂芽とひこばえを徹底して摘み取りました。これが功を奏したようです。以前からアドバイスを貰っていたので頂芽は摘んでいたのに、ひこばえの摘み取りを徹底できなかったのです。
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4月初めからこれを徹底したところ、中旬になるとアブラムシの姿が見えなくなるという現象が起きました。10年以上栽培を続けているのにこれは初めて。アブラムシは、単為生殖で、雌が雌の子供を産みながら爆発的に増殖します。徹底して頂芽などを摘まれて繁殖に適した環境がなくなって絶滅してしまったのはないかと想像しています。一方、マルチシートの効果は確認できませんでした。反射光が十分にアブラムシに届くような栽培条件を確保する必要があるように感じました。
次に夏野菜です。まずマメ科から。エダマメの第1陣は、花が終わって莢がついています。いまのところ、防虫ネットが害虫のカメムシ、シロイチモンジマダラメイガを寄せ付けません。

このほかのマメ科はインゲン、シカクマメ、落花生です。植栽直後のインゲンにはアブラムシが少し発生しましたが、その後インゲンの勢いに押されたのか、いつの間にか姿が見えなくなりました。

順不同ですが、次にアブラナ科のヤマワサビ、カブ、チンゲンサイ、ミズナ、サントウナ、ケールですが、ネットに守られて育つケール以外の野菜は、虫の被害とトウ立ちのために駄目になりました。

キク科のシュンギクも、花を咲かせ始めました。日が長くなるにつれ花を咲かせる、いわゆる長日植物をこの季節に植えるのはあまり賢くないような気がします。
ナス科は、3月に植えたジャガイモがそろそろ収穫間近。GWに植えたナス、米ナス、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、タカノツメ、アマナガトウガラシ、トマトはおおむね順調です。

…ナスは写真の株は良いが、ほかの株が少し出遅れているかな。

次はウリ科。初めて植えたハヤトウリ、そしてズッキーニ、カボチャ、キュウリ、ニガウリ。キュウリは収穫が始まりました。

ラッキョウの株間に植えたカボチャの生育の速さは目を見張るほどです。

セリ科は、2シーズン目のパクチーが順調で嬉しい。越冬したフェンネルは花芽を持ち、セリ、ミツバはトウがたってきました。

初めて植えた生姜とサトイモは、発芽に時間がかかったが、ようやく成長が始まりました。手前が生姜で、左奥がサトイモです。

今月後半からの気温上昇で、小さな種から発芽したスイスチャード、アオイ科のオクラ、ローゼル(白と赤)も成長が始まりました。ネギ科のニンニク、タマネギ、ラッキョウはそろそろ収穫。分葱は掘りあげて乾燥させ、来年用に保存。



シャチホコガの幼虫
めずらしい幼虫が初登場。どこから来たのか。

驚くと威嚇のため、黒い目のような点が現れる。