プラムの剪定

08年の春、初めてサンタローザが実をつけました。真っ赤な果実が放つ甘い香り。初めてのことにすっかり感激しました。

こちらは去年の様子。枝や葉が鬱蒼と茂ったなかに、たくさんの実がなっています。ここに植えたのは06年だから、今年で8年目。5月1日が誕生日の(#^.^#)の要望で、サンタローザソルダムの二本を植えたのですが、こんなにたくさんの実をならせるようになりました。結実がかなり遅れていたソルダムも結実を始めて昨年で2年目。

すっかり幹が太くなり、毎年花をいっぱい咲かせ、多くの実をつける桃の木の生命力の凄さ。1本の桃の木が作り出す有機物の多さには驚いてしまいます。枝もすごい。この写真は昨シーズンに伸ばした徒長枝。びっしりと生えています。

昨年の秋は天候不順で、プラムは季節を間違えて、かわいい実をつけてしまった。しかしそれ以上に驚くのは、後ろの枝の皮の様子です。幹や枝がどんどん成長するため、包んでいる皮がひび割れしてこんな風になってしまうのだと思います。徒長枝は目につくが、こうした変化はなかなか目につきにくいものです。

この桃の木の枝をどう剪定すれば、たくさんの実をつけるのか。木のためにはどうなのか。まったくの素人ですが、まずは徒長した枝を切る。ただし大枝から出ている小枝に花が咲くので、この小枝は残すようにする。そうは言っても、樹形を損なうような暴れ枝は、花を咲かすものであっても樹形をととのえるために切りました。などと知ったかぶりをしながら、2時間ほどで作業を終えました。写真がわかりにくいのですが、左側の少し枝ぶりが大きいのがサンタローザで、右手前の小ぶりなのがソルダム

どれだけ、たくさんの枝がついていたのか。切られた枝の量を見て頂けば少しわかって頂けると思います。

桃の木は、上長成長を抑制し横に伸ばすのがいいらしい。なかなか思うように行きませんが、今年も豊作になるようお祈りしながらの作業でした。




‐きょうの一枚 ロウバイの花
一枚目の写真のサンタローザと同じ年の1月。サンタローザの花は、まだ固い蕾だったはずですがその頃、奥秩父宝登山(標高497m)のロウバイを見に行きました。遠くに両神山甲武信岳が見えて…。たまには訪ねてみたいものです。