アブラムシとナミテントウ

畑に植えて10年目を迎えたビックリグミの木。今年はたくさんの花が咲いています。どうも、この冬の異常低温でアブラムシが大繁殖していないせいではないかと思います。

一昨年もアブラムシがいなかったため、こんなグミが30個ほどなりました。花の数に比べればわずかですが。アブラムシが大繁殖するとスス病が蔓延し、新葉も花も落ちてしまうのです。

ただ、テントウムシの姿をよくみかけますのでアブラムシはゼロではないようです。

注意深く探しすと、やはりアブラムシがいました。最近のカメラは性能がよくなって、1〜2ミリほどの小さな被写体でも手軽に写真を撮ることができます。

ナミテントウのこんな姿もよく見かけます。背中の星の模様がだいぶ違うのですが、2頭ともナミテントウではないかと思います。

テントウムシは成虫で越冬しますので、いま見られる成虫はこの冬の低温に耐えたもの。ムクゲなどの新芽が伸びるころには、写真のようなテントウムシの卵が見つかります。

これは、テントウムシの幼虫。ジャガイモの花が咲くころ注意して観察すると、こんな幼虫がたくさん見つかります。写真はそろそろサナギになる前の幼虫ですが、成虫のかわいい姿とはかけ離れた格好をしています。

昆虫と言えば、モンシロチョウの姿も見られるようになってきました。羽化したばかりのようです。

野菜の無農薬栽培は昆虫との知恵比べ。アオムシの被害はそれほど神経質になる必要はありませんが、それでも油断大敵です!
植えたばかりのキャベツの苗はモンシロチョウの大好物。防虫ネットをかけないと、たちまちアオムシの被害が広がります。

種まきして10日ほど。いつも直播きしていたので苗をつくるのは初めて。