アブラムシの天敵
野菜の成長や昆虫が目につく季節。更新の回数まで増えてきました。
スィートピーの花びらにとまっているクサカゲロウの成虫を見つけました。ここをクリックで拡大。
これは卵から孵化したばかりのクサカゲロウの幼虫。二年前の秋の撮影です。その姿から美しい成虫を想像することは難しい。でもアブラムシを食べるので人間の味方。味方になる昆虫を私たちは益虫と呼ぶ。ここにありますが、クサカゲロウの卵は珍しい形をしており「うどんげ」(優曇華)とも呼ばれます。
こちらはマメ科の野菜に病気をうつす害虫のソラマメアブラムシ。害虫のアブラムシにとってクサカゲロウは天敵。
こちらはテントウムシ。これもアブラムシの天敵。
こちらのヒラタアブ。幼虫は蛆虫のような形をしているが、アブラムシを食べる。
お天道様やテントウムシやヒラタアブなどの天敵の力を借りて、野菜を育てています。台風や大雨、害虫などとの折り合いをつけながら…。被害を防ぎきれないときは、その現実を受け入れざるを得ません。人間より自然の力の方がはるかに大きいのですから。
昆虫を食べてくれる益虫だと思っていたら、じつは野菜の害虫だったってこともあり得ます。
たとえ小さな家庭菜園であっても、野菜や昆虫を観察していると、少し自然のことを考えるようになります。
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ジャガイモの花が咲きました。メークィンのはずです。南米原産のジャガイモは、観賞用としてスペイン人によってヨーロッパに運ばれ、それがインドネシアのジャカルタ経由で日本に運ばれたことから、ジャガタライモ、ジャガイモと呼ばれるようになったという話はあまりにも有名です。