ハクサイのヨトウ被害

いまにも雨が降り出しそうな天気のなか、久しぶりに畑をのぞいてきました。ハクサイに気になる被害が出ているというので…。左上に外葉が落ちて乾いている。これは数日前の被害のようです。

それに注意してみると、中心部の新葉の軸が食べられて折れ曲がっている。こちらは傷口が新しいので夕べから今朝にかけての被害みたい。両方とも典型的なヨトウムシの被害の形です。
こういう被害を見つけたら、割りばしか何かで根元からハクサイの直径ほどの範囲の土を深さ1,2cmほど掘り起こしながら探すと、必ずといっていいくらいヨトウムシの幼虫が見つかります。けさも体長1.5ミリほどのハスモンヨトウの幼虫が出てきました。
無農薬ハクサイ栽培4年目?のFarmerの勝ちです。

それにしても、ここにありますが、夏の猛暑の中でひと月あまり、熱処理をしたのにそれでも生き残っているヨトウムシの逞しさ、あるいは生き物を守る土の力とでもいうのか。これには脱帽です。まぁ、趣味の家庭菜園ですから、彼らとも気長におつきあいするという気持ちが大切と鷹揚に構えていますがホントのところはどうでしょうか。
ところで、ハクサイ以外の野菜もだいぶいい感じになってきました。まずはダイコンから…。

これはホウレンソウ。それらしい新葉が顔を出し始めました。このほか、ニンジンやカブ、サニーレタス、シュンギクなども順調です。

そうした中で、畑の変わり種はこちら。昨年知り合いに頂いた熱帯産のヤマノイモです。子どもの拳ほどの大きなムカゴが枝につきます。ようやく親指の先ほどの大きさのものが10個ほど、大きくなり始めました。

蔓性の植物は、こちらで用意した棚から隣のイヌマキへと蔓を伸ばし始め、直径20cm以上はありそうな大きな葉も何枚も出ています。猛暑のせいで今年はキイロスズメガコガネムシの被害が少なくてすみました。

  • きょうの一枚 オオスカシバ

バーリングしながら、ランタナの蜜を吸っていました。

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