サツマイモの害虫を発見!

最近の暑さで急成長したサツマイモの葉のところどころに穴があき、縁が折れ曲がっているのを見つけました。葉の傷は害虫の存在を示す、なによりの証拠。
最近アシナガバチの活躍で畑の幼虫がめっきり減ったこともあって、きょうの発見に自称Scientific Farmerは、思わずニンマリです!

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折れ曲がったところを開いてみると、長さ2cmほどの細長い形の幼虫がいた!胸のあたりは色が黒くて、お腹から尻尾は縦方向に筋の模様がついている。

調べてみたら、これが“イモキバガ”という蛾の幼虫。図鑑には「葉を折り曲げたり、ほかの葉を引き寄せたりしてつづり合せその中にすみ葉を食う」とあります。
たしかにこれなら、アシナガバチの狩りを避けながら生きて行ける。この畑の幼虫は、こうした知恵を持ったものしか生きて行けないようです。

生長旺盛なサツマイモにとって、葉を食べられるぐらいは大した害にはならないでしょう。
こちらが活躍中のアシナガバチの巣。蛹になる前の大きな幼虫が10頭ほど。白いフタがかけられた6角形の巣穴が20個以上あります。この中には羽化を待つ蛹がおり、まだまだ勢力拡大中です。写真をクリックしてオリジナルサイズで見て下さい。
おかげでこのブログは「アシナガバチ通信」みたいになりました。

正確な名前は調査中です。体長3cmほどのイトトンボの仲間?これできょうは畑で2種類の昆虫を新しく見つけたことになります。畑で見つけた昆虫は、全部で60種類ほど。しかし今年、さびしいのはスズメガの仲間が1頭もいないこと。