雨でキャベツが破裂！

今年の関東地方の入梅は５月２７日。例年より１２日、昨年より１７日早い。関東甲信地方の入梅の記録としては、観測史上２番目の早さとか。
雨が小降りになったところをねらって、畑に行ってビックリ。今年のキャベツの中で、一番大きく育っていた大玉の頂上が無残にもはじけて、まるでふたつに割れたみたいになっていたのです。
あわてて収穫して、台所で撮ったのがこの写真。キャベツの玉の覆いの部分がはじけて、まるで爆発のあとみたい。

ふたつに割ってみると、頭のてっぺん付近を幾重にも覆っているはずの葉が破れて、ほとんどなくなっていました。

こちらが、普通に成長したキャベツの断面。１０枚ほどの葉が天井付近を覆っています。

キャベツは外側の葉が格納容器みたいな玉をつくり、その中で新芽が育ち上の写真のような形ができあがるのです。
結果として、外側の葉の包み込む力と、新芽の押し上げる力の均衡がとれて、あのずっしりとしたキャベツの玉が出来上がるのですが、どうやら今回は内部から押し上げる力が強すぎて、外葉はその力に負けてしまったということのようです。
それでも重さを測ると２．６キロと想像どおり。これが今年の収穫の中で最大級でした。楽しみにしていただけに残念！
ここにキャベツ栽培のポイントを書きましたが、大きく成長したキャベツは多雨の気象条件下でははじける恐れがあるので、雨よけが必要ということかも知れません。
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そろそろ収穫していいのかも知れません。