ソラマメの収穫

時間がなくて記録が遅れてしまいました。それは一年振りのソラマメの収穫のこと。11月から約半年をかけて、ここにもありますが、さんざん苦労しながらようやく収穫できたし、いろいろの発見もあったので記録をしておかなければ…。
ということで書きますが、まずこの写真から。

黄ばんで見える右側の株はソラマメの生命力が弱るころよく見られる。ほかの株のソラマメの莢も膨らみが増し、垂れてきたので、収穫することにしました。これは収穫の10日ほど前のもの。頂上の新芽やなりすぎた莢を摘んで、と皆さんからの助言を大いに参考にさせて頂きました。

取り込んだ莢がこれ。まぁまぁの出来栄えです。

摘み忘れた莢には、あのソラマメヒゲナガアブラムシが。翅をもった成虫や幼虫の姿がたくさんあります。「ご苦労様、勝手ながら頂きます」と声をかけたくなる。ソラマメにしてみれば、ごっそり収穫する人間に比べれば、まだアブラムシの方が可愛いということかも知れない。

夜はさっそく、塩茹でで初収穫の味を楽しむことに。湯気のたつ鍋のなかで、ソラマメが踊っています。

ソラマメの栽培を始めて何年になるんだろう。あーでもない、こーでもないと試行錯誤を重ねてきました。今年に至っては、4月に帰省した際、鹿児島でソラマメが育つ様子を見て何となく達観してしまった。適地適作とでも言うのか、それぞれの野菜の栽培適地というのがあって、どうも、ここらはソラマメの無農薬栽培に適さないのではないか、と感じたことから、できるだけ成行きにまかせることにしたのです…。。。
茹でたてのソラマメは理屈抜きに旨いな。ビールによく合う。この一瞬があるから、また来年も植えたくなる。ホント、そこまで?

ところで、この日は、コールラビという名の珍しい野菜をいつものお隣さんから、頂きました。カブの1種らしいのでしが、ちょっと変わった姿をしています。

葉を取り除いて、厚めに皮を剥き、甘酢漬けにすることにしました。とれたての新鮮な味は何とも言えませんが、レシピの研究が楽しみになる野菜です。



ーきょうの一枚 マロウ(ウスベニアオイ)の花
古代ローマの頃から、薬草として愛されたきたというマロウの花を摘み取り乾燥してみました。生の花とは違った紫の強い色になりましたが、さて、どんな使い方があるのでしょうか。