トマトに屋根をかけた

最近のトマトは品種改良されて、ふつうに育てても甘いものが増えてきた。しかしそれに満足せず、できるだけ甘いものにしたい。甘いトマトをつくるには、株が枯れない程度に水を絶つこと。昔、田舎で食べた懐かしい味とかにはこだわらない。

そこで、そろそろ実をつけ始めたトマトに屋根をかけました。そんなことに手間をかけるのはどうか。もっと大切なことはないのか…。

右側のビニールのかかっているドーム型がトマトで、左は先週たてたキュウリの支柱。台風などで倒れたことがないのが唯一の自慢。
そのコツはふたつ。ひとつは建築で使われる「筋違(すじかい)」様のものを要所々々にいれること、それからビニール被覆の16番程度の針金できちっと縛ること。
これらの針金は、もう何年も使い回ししている。支柱を解体するとき、丁寧にはずして整理しておけば、何回も使うことができる。ビニール紐でしばっただけではきちっと緊結されない。

ビニールドームをかける専用の支柱が売られているが、わが家は直線の支柱とトンネル型の支柱を組み合わて手作りする。少し見た目が不格好だが…。支柱の種類を減らせるので片づけが楽という長所がある。
キュウリの支柱は転倒に対する抵抗力だけでいいが、トマトのドームは、風による浮力すること。風で飛ばされないように初めから穴のあいたビニールを使っており、強風時だけはビニールをとりはずすことで最悪の事態を避ける工夫はしてある。

こうして縦、横、幅、斜め方向に緑色の支柱が立ち上がり立体的な空間ができあがる。わずか5本のミニトマトのために、これだけの手間をかけるのか。自然農の方から、おしかりをうけそう…。

博多から帰って、夏のような暑さの中での作業でした。

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