パッションフルーツの実

6月18日の開花から数えて、きょうで27日。パッションフルーツの実がまん丸くなってきました。あとは、色づくのを待つだけ。

花が終わって4日目。小さな実らしきものが顔を出していましたが、まさか、これがここまで大きくなるとは!自然の力ってスゴイ!

時計草とも呼ばれるこの植物の実は、45日程度で熟して自然落花するというのです。落花したものを収穫するのが一般的らしい。それにはまだ2週間も待たなければならないのです。待ち遠しい〜な。
じつは、先週金曜日に、2個目の花が咲きました。1個目は夜9時ごろ、暗闇のなかで撮影したのに、2個目は朝10時ごろ、(*^_^*)が撮影。見事な咲きっぷりでした。

そしてこれが3個目。初めて花を見たときの、「うわーっ」と声を挙げたくなるような感動が薄れてきました。人間なんて勝手なものです。

それが、なんと落花したのです。どうも受粉していなかったみたい。

ところで、この植物の葉柄には蜜腺があって、水滴のように白く光る蜜を分泌します。指につけて舐めてみると結構甘いのです。

こちらは蕾の蜜腺。蜜の力で蜂などを引き付けて、受粉を手伝って貰おうという作戦なのでしょうか。

世界には、時計草の仲間が数百種あるといわれています。食用の実がなるタイプはブラジル原産らしい。日本には明治の中ごろに入ったとされています。ベランダのプランターに2本植えたおかげで、栽培を通して得られる楽しみはとても大きいように感じます。蔓はどんどん成長しているし、2週間後は収穫。しばらく楽しめそうです。



ーきょうの一枚 キアゲハの蛹
フェンネルで育ったキアゲハの幼虫の1匹が、なんと作業小屋の引き戸の上で蛹になりました。ふつうは、外敵に襲撃されない、安全な場所を選ぶはずなのに、どうしたのでしょうか。

小屋が東に向いているので、朝の陽ざしをもろにあびています。日陰をつくるため、古い御簾をたてかけました。無事に羽化できればいいのですが。