柚子の木にクロアゲハが産卵

畑にある1本の柚子の木。もとはナミアゲハの幼虫の餌用に4年前に購入し畑に移植したもの。ここに少し書いてあります。
どういうわけか。昨年はこの柚子の木にはナミアゲハの幼虫は少なくて、ようやく蛹がひとつ見つかったので羽化を楽しみにしていたら、キアシブトコバチという寄生蜂に食べられてしまった。
ここをクリックで拡大。昆虫の世界も、なかなか厳しい現実がある。


きょうは、なんとクロアゲハが産卵するのを見つけました。ここをクリックすると拡大しますが、羽の模様からしてクロアゲハではないかと思うのです。それにミカン科の木の木陰の小枝に産卵するという特徴までそっくり。誕生した幼虫のことを考えれば、柔らかい新芽に産卵した方がよさそうなのに、どうして小枝に産み付けるのか。これは謎!
クロアゲハがとまった辺りを探したら、少し大きめの黄色い卵が見つかりました。1週間ほどで孵化するようです。

こちらは、新芽に産み付けられたナミアゲハの卵。この一枚の写真中にじつは6個もあるのです。

ということで、たくさんの花芽をつけた柚子は、今年は2種類のアゲハの幼虫の餌木になる可能性大!冷凍庫にユズの皮を保存してあるので、いいようなものですが…。
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  • きょうの一枚 アオスジアゲハ

きょうはアゲハDAY?隣の田んぼの畦で撮影。このチョウはクスノキに産卵することで知られている。