たい肥使用でいい野菜がとれるようになった

家庭菜園を始めて10年。いろんな失敗を重ねてきましたが、なかでも葉物野菜がうまくできないという悩みがありました。チンゲン菜や小松菜を植えてもやせ細ったものしかできないのです。ところが昨年秋、自家製の堆肥を多めに与えてみたところ、少しいいのができた。
それに味をしめて、今年3月末はたっぷりとたい肥を使って小松菜と子カブ、それに味美菜を植えてみました。その結果がこの写真です。

形のいい味美菜。文句なしの成果です。

今回の成功で、あらためて土の働きについて考えてみました。土には、植物やそれにつながるさまざまな生き物を支える「生産者」としての働きと、土の中に棲む膨大な生き物の働きにより、繁栄した生き物の死骸を元素に分解し循環させる「分解者」としての働きがあります。私たちは、こうした土の働きを利用して野菜をつくっているわけです。土をいい状態に保つ。それが堆肥の働きではないでしょうか。
自家製の堆肥のもとはこの落ち葉。昨年の秋、家の隣の公園で集めたものを頂いて畑の一角で腐らせて、3年がかりで堆肥にします。秋のダイコン、ハクサイ用は昨年できたものを使う予定。

キャベツの外葉やソラマメの莢、古くなった株などもここで腐らせて堆肥として使います。落ち葉類だけでは発酵がすすまないので、米ぬかや乾燥牛糞などを混ぜて発酵させますが、そろそろその時期が近付いてきました。
このブログのタイトルは「土と生き物たち」。土や生き物の役割、大切さはわかっているつもりでも、それはかなり感覚的なもの。これから秋に向けて、少し掘り下げて考えてみたいと思います。
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