鮮やかな緑

畑の樹木の緑が鮮やかになってきました。左からイヌマキ常緑ヤマボウシ、ウメノキ、ムクゲの順。

この季節になると毎年のように、このアングルで写真を撮っています。が、なぜか、昨年の写真が見つからない。そこで、一昨年の6月1日の写真をアップしてみました。この2枚を比較すると、2年間でどの木も大きくなったことがわかるし特にウメノキの成長が目立ちます。

常緑ヤマボウシは、昨年秋のオオミズアオの幼虫にさんざん食い荒らされ悲惨でしたが、いまではすっかり立ち直りました。あとひと月もすれば、この花芽が花を咲かせます。心持ち、花芽の数が少ないのは、やはり虫害の影響かもしれません。

これがウメノキの新芽の伸び具合。アブラムシの被害やそれに伴う病気の症状もなく、元気に溢れています。ヤマボウシムクゲに挟まれているため、種間競争というのか、お天道様を求めてギリギリの努力をしているのかも知れません。

何回か登場しているグミの木。こちらも今年は常連のアブラムシがいないせいか。スス病の症状はなく、元気いっぱいに成長しています。

これは、秋に花を咲かすハギの新芽。小さな幼虫が柔らかい新芽をかじっています。

これはユズ。どういうわけか、いまのところアゲハチョウが産卵に来た気配はない。昨年もそうだったし、一昨年アゲハの養殖場化していた、もう1本のユズが枯れてからはアゲハの産卵が少なくなったような気がします。


ということで、いま畑には蛾や蝶の幼虫にとって魅力いっぱいの柔らかい新芽が育っています。ところが、虫を見つけたのはハギだけ。例年だと、いまごろはムクゲにもグミにも常連のアブラムシが大発生してスス病などで落葉したり、天敵のヒラタアブやテントウムシの幼虫が活発に動き回ったりしているのですが、今年はそれがない。
春の天候不順が影響したのか。小さな謎ですが、自然界はわからないことだらけ。しかも、いま病虫害の被害がないから、といって油断大敵です。いつ何どき、どんな異変が起きるかわかりません。

ようやく16個の実がついたのに、そのうちの半数に病気か虫の被害か。いまのところ原因のはっきりしない異変が発生しています。
4枚のうち、左上の1枚だけは健全な実。あと1週間ほどで熟しそうです。

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