キャベツの栽培

12月にしては、強い雨が一日中降りました。になること、いろいろありますが、(*^_^*)が月曜日に植えたというキャベツもそのひとつです。朝は早く目覚めても薄暗くて寒いしなかなか畑に行けないのです。明日は天気がいいらしいのに、早くでかけるし…。
これまで葉もの野菜は害虫の被害に弱いという思いこみがあってキャベツは栽培の経験ゼロ。でもハクサイの栽培を通してわかったことは、この季節になるとモンシロチョウもヨトウムシも活動しなくなるということ。だから、キャベツの栽培に挑戦しない手はないと考え、柔らかな春キャベツを夢みて(*^_^*)が植えたというわけです。
キャベツは幕末の頃、オランダから持ち込まれて栽培されていたようです。かの貝原益軒が1709年に出版した「大和本草」にオランダナ(紅夷菘)として「葉は大きくて艶がなく白っぽい。花はダイコンに似る。美味しい。三年で花が咲き、カブの仲間である」と書いているそうですから。益軒は「美味しい」と書いたが、食用として江戸の庶民の食生活にとり入れられることはなかったということ。観賞用として改良されてハボタンがつくられたというから面白い。
ちなみにオランダのつく江戸以降の植物はオランダナスビ(トマト)、オランダセリ(パセリ)、オランダチシャ(キクヂシャ)、オランダカイウ(カラー)など。一国の名前としてはオランダが圧倒的に多いのです。
ハボタンはケールの品種なので、渡来したのはキャベツではなくケールだったという説もあるようです。ハクサイの結球に限らず、キャベツも結球するが、こうした野菜は葉の成長ホルモン(オーキシン)が偏在する裏側の成長が早いためにそうした形態をとるというのです。ひとつ勉強になりました!

の後、キャベツはどうなったか。これが4月上旬の様子(2010.4.8)です。1,2月の野鳥対策のため、ネットをかけてあります…。いよいよモンシロチョウが飛び始めました。


−きょうの一枚  胡蝶蘭の新芽
胡蝶蘭はたいてい開花状態のものを手にいれますが、花が終わってからが難しい。大きな鉢の中には、たいてい小さな3から4鉢の苗が寄せ植えされています。それを植え直して育てたら2本だけが元気になって花芽を出してきました。うまくが咲けばいいのですが…。


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