ハクサイ、そして秋冬野菜

早いもので9月も残り僅か。畑ではハクサイが順調に育っています。苗を移植したのは12日だから15日が過ぎたことになります。虫害を避けるための防虫ネット、そしてヨトウムシ対策のマルチングといつものやり方で。

今月のこれまでの降水量は430ミリと記録的な多さで、しかも6時間以上の日照は6日。常総市で大きな被害が出た9日は、ここらでも200ミリあまりの降雨。マンションの2階とはいえ、江戸川の増水には肝を冷やしました。

ハクサイは、ネットをはずして長径方向を測ると50cm余りと例年の成長ぶり。雨がちの天気にもびくともしないが良く見ると、葉にはところどころに小さな穴が開いている。モンシロチョウはネットに阻まれて産卵できないので、バッタかも。

それに先週はこんな幼虫もいた。ネットをかけてマルチングしたからと言って油断はできない。早期発見、早期対策が肝心。

ハクサイのほかに、これまでに植えたのは、分葱とラッキョウ。種まきしたのはサントウナ、コマツナルッコラ、ミツバ、ダイコン(葉ダイコンを含む)、キャベツ(紫キャベツを含む)、チンゲンサイ、カブ(紫カブを含む)、シュンギク、ミズナ、ケール、タカナ、ホウレンソウ(赤ジクを含む)、ニンジン、ワサビナ、スイスチャード、サニーレタス、パクチー。合計すると20種類あまり。例によって今年の秋冬野菜も少量多品種。
写真で見るとコマツナルッコラなどはこんな具合。

芽の出にくいニンジンも、もみ殻の間から無事、芽を出した。

年内の収穫が楽しみな紫キャベツ。

いまとれている野菜はシカクマメ。植えてもなかなか実がならないと愚痴っていたが、どうやらこの野菜はいまが適期。どんどん花が咲き実がついています。

そして頑張るベイナス。1本しかないのに、40個ほどは収穫したかも知れない。まだまだ採れそう。

と、畑はそんなところですが、今月の主な出来事を振り返ってみると…。その1は、「オナガの里帰り」。これは今月初めのこと。朝起きて、久しぶりに鳴き声がするので、見るとモクレンの木に里帰りしたかのような様子で、近くの桜の木にいる2羽と「ギャギャッ」と鳴き交わしていました。ここで巣だった幼鳥は6羽。残りはどうしたのか。あるいは親鳥なのか。さっぱり見分けがつかないが…。

その2は、パッションフルーツの収穫。12個の実をそのままならせると株への負担が大きかろうと考えて5個を摘果。残りの7個のうち、3日の朝収穫した1個がこれ。

それから次々と収穫して、結果的に80g、70gが1個ずつ、60gが3個。40gが2個。6月の開花から、だいぶ楽しませてくれました。

収穫した実は、表面がシワシワになった時が食べ時とかで、2週間ほど食卓で熱帯果樹らしい香りを放っていました。80gを切ると…。念願の味に満足。

その3は渋柿。植えて2年目の渋柿は30個あまりの実をつけたのに、カキノヘタムシの被害で次々に落果。とうとう、というか、やっと残った8個のうち、2個を収穫し干し柿に。去年は10月14日だから2週間以上早い。この気温で渋柿ができるのか少し心配。

その4は、ローゼルの花。ようやく咲き始めました。日照不足の影響を一番受けたのはこれかも知れない。

その5は、鹿児島の友人から届いたこのカボチャ。奄美地方に多い種類だとか。長さは25cm。種子は取り出して洗い保管すると2年間ぐらいは発芽能力を持つという。株元から10mほどのところに着果するというので、まず本体をご馳走になったうえで来年のために種子を採りたい。なおソラマメ用の白黒マルチ、さつまいも「紅はるか」も同梱でした。いつも感謝です!



  • 今月の野鳥 

連休に水元公園で。尾が短いが、サンコウチョウの雌か?

畑の上空で、チョウゲンボウか。遠すぎる。