ロンドン由来の植物たち

あと2週間ちょっとでクリスマス。通勤や外出にはそろそろ手袋やマフラーが欲しくなりました。
植物の世界も人間と同様に、寒さに弱いもの、強いものがあるようです。北緯51度のロンドンで買った野草の袋から芽生えた植物たちは寒さに強い。
まずはオニナベナ。なんと落下した種子が自然に発芽して小さな苗ができたようです。オニナベナ特有のイガグリ頭の形をした穂が落ちていて、小さい葉にはタンポポの葉にあるようなトゲトゲの針が出ています。

去年初めてこの苗を見つけて、思わずoNLINE植物アルバムに投稿したことがありました。
こちらが7月初めの写真。変わった花序の形がとても珍しい…。ここにありますが、「花序」という言葉も珍しいかも。

それから日本のヤエムグラに似た植物。寒くなるほどに元気で生き生きとしています。

もともとヨーロッパの高山地帯にも生育しているので、これくらいの寒さは平気ということでしょうか。プランターにでも植えれば冬枯れのベランダを飾るのにいいかも知れません。春に小さな芽を出して、その後枝分かれしてここまで増えたのですが、かわいい花を咲かせ、実った種子が落下して芽生えた苗も増えています。
5月末に咲いた花はこちら。直径5ミリほどの小さな花でした。

ということで、どちらも増殖力がとても高い。
この2種と違って、寒さが苦手に見えるのはウスベニアオイ(コモンマロウ)。夏は3種類の植物が入り交じってこんなでしたが、薄紫色の花を咲かすウスベニアオイだけは種子で保存しているので春に種蒔きします。

−きょうの一枚  青いスィートピー
忘れてならないのがロンドンのdanceさんに頂いたスィートピー。
「赤いスィートピー」というメルヘンチックな歌がありますが、こちらは青いスィートピー。
今はあまり大きくならないようにとダイエット中。
でもいまにも、“I will follow you !”と歌い出しそうなくらい元気!
danceさん、早々にクリスマスードを頂き有り難うございました。



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