樹液に群がる蟻たち

セイヨウカナメモチの葉についた水滴のまわりに、ふた組の蟻が群がっていました。日本には200種類以上の蟻がいるそうです。これは何という種なのか、名前は不明です。黒光りするお尻を上下にピクピクさせながら、懸命に樹液をなめる姿はけっこう愛嬌があります。

ところで、この水滴はどこから落ちてきたのか。この場所の60cmほど上に切断された小枝があって、その先端部が濡れていました。水滴はここからしたたり落ちた樹液のようです。ためしにを指につけてなめてみると、とても甘くてまるで蜜みたいでした。こんなに甘い樹液は初めて!

30分ほどしたら、一方の樹液はほとんどなくなってしまいました。

さらに30分が経過して、すっかり樹液はなくなり蟻たちの姿も少なくなりました。

想像ですが、たまたまこの樹液をみつけた「働き蟻」が仲間を呼んで、最初の写真のような状況ができたのでしょう。すると、この蟻たちは、そのうちに二枚目の写真の枝を見つけるかも知れません。


−きょうの一枚  オオカマキリの成虫
ビックリグミの上で見つけたオオカマキリです。すっかり羽が生えそろったのを見るのは、今年初です。

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