ミノムシの朝の散歩
爽やかな天気に誘われて朝早く畑に行ってみました。朝は生き物たちを観察するのにピッタリの時間、というより日頃見ることのできない姿と出会うことが多いのです。けさは急に涼しくなってきて、今年は冷夏だという予報がピッタリ的中しているみたい。
ところでごく最近、急にプラムの木にミノムシが増えてきました。長さはせいぜい1cm前後。1本の小枝に数個ついていて、全部で何個あるのか数え切れないくらいです。
こちらは今年の春先から見られる大型で長さ3cmほどのもの。ミノムシが増えたのは、どういうわけか。初めて見つけたのは、たしか昨年の暮れあたり。ミノムシについては勉強不足なため、この大型のものと、上の小型はどういう関係なのかもわかりません。写真の背景にある茶色のものもミノムシです。
そんなことを考えながら視線をプラムの幹に移すと、とんがり帽子姿の小さなミノムシが動いているではないですか。それも、ひとつだけでなく何個も。そこで動画で撮影してみました。けっこう愛嬌のある姿ですが、餌になる葉を探して移動しているのか。こんなものを見ることができるなんて、「早起きは三文の得」とは、よくいったものです。
この中には、どんな虫が入っているのか、ちょっといたずらをしてみました。ミノガの幼虫が蓑の中にいて、前足だけで体を支えて移動するようです。
これからの成長がどうなるか。プラムの葉は穴だらけですが、その主役はここの末尾にいるコガネムシ。ミノムシの被害はいまのところ少ないので、これから長いつきあいになりそうな予感がします。
−きょうの一枚 成長した畑の樹木たち
左からイヌマキ、常緑ヤマボウシ、梅の木、ムクゲ、シマトネリコ、スイフヨウまで。じつはその隣にプラムがあります。ここにありますが、どの木もここに植えて3〜5年です。
- 名前のわからない植物は、oNLINE植物アルバムへどうぞ!「登録者検索」の窓に" yoshi"といれて検索すると、私がこれまで投稿した写真を見ることができますので試してみてください。
↓いつも応援有り難うございます。きょうもよろしくお願いします。