働きものの柿若葉

10日ほど前の幼い新葉です。芽が開いたばかりで、葉の形が小さく色も淡いので、これが柿の葉だとわかる人は、少ないかも。

これは、きょうの柿の若葉。緑が濃くなり葉の形や葉脈、花芽まで見えて、すっかり柿の葉らしくなりました。微風にゆれる姿からは、みずみずしい香りさえ感じられます。

か弱に見える若葉ですが、こうしている間にも日射しをしっかり浴びながら、甘い実をならせるために忙しく働く「働き者」です。人間界では生産調整とかで休む工場が増えていても、こちらはフル稼働でしょう。

いまは傷ひとつないのに、毎年季節になるとイラガが発生して傷だらけになります。しかしその頃には柿の実がしっかり稔っているはずです。


−きょうの一枚  すみーれの花
どこから飛んできたのか。こぼれ種が発芽して年々増え始めたすみれの株がわけぎの横を彩っています。ここには白と紫の二色があります。すみれを、かつては「すみーれ」と呼んだのは、花の形が大工の墨入れ(すみいれ)に似ていたからだという説がありますが…。




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