フユウガキにヘタムシやイラガが出る季節

今年も畑のフユウガキは、たくさんの実をつけています。そして時々、青い実が落ちているのが見つかりますが、これはヘタにも実にも傷がないので自然落果ではないかと思います。つまり実をつけすぎた柿の木が自分の体力を考えて実を落としているのではないか…。ヘタムシの被害は、年に2回発生します。そろそろ1回目の発生が見られる季節になりました。

今年初見の症状はこれ。枝先になったままで実もヘタも変色しており、さわるとポロットと落ちました。同じようなものが数個見られます。ヘタムシが侵入したような傷はなく、実を腐敗させる菌にでも侵されたように見えるのですが、原因はわかりません。少し調べてみたいと思います。

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本日の主役のイラガ。毎年この柿にはイラガが発生しますが、これはアオイラガの2齢幼虫。卵から孵化したばかりの1齢幼虫は、柿の葉の裏側の柔らかい部分を食べ葉の表皮を残すので、葉が白く透けて見えるのが特徴です。

成長して大きくなると柿の葉を端からボリボリと食べるようになります。

イラガに刺されると、いやな痛さ、痒さがつづきますので要注意。できれば、まめに観察して、幼虫が小さいうちに退治するのが、一番です。

この2種の違いは羽の先端に黒いマークの有無と胸の側線の模様の違い。羽先に黒いマークがあって胸の側線が太く羽の付け根までつながっているのがノシメトンボの特徴であり、左がそうではないかと思います。ここをクリックで拡大します。