アスパラの雌花と雄花

アスパラの花の季節がやってきました。たいていの植物の花は、1個の花に雄しべと雌しべがありますが、キュウリなどのナス科の野菜のように、1本の株に雌花と雄花が咲くものがあるかと思うと、アスパラのように株自体が雌株と雄株に分かれるものもあります。わが家の畑の樹木のイヌマキ、アオキは雌雄異株です。
アスパラの収量は、雄株の方が雌株よりも多いというので、農家は雄株だけを株分けして増やしていくのだそうです。当然、園芸店で売られているアスパラも雄株だけかと思っていたら、わが家の4株のなかの1株は、どうも雌株のようです。花の大きさが2,3ミリと小さいので写真が難しいのですが、上の写真は雄株についている雄花で、これを拡大してみるとこんな風です。下の雌花よりもほっそりしているようです。

これに対して、雌花は雄花よりふっくらしていて、雌しべの下の方に将来、実になる子房らしきものが並んでいるのが見えます。ピントが甘いのでわかりにくいかも知れませんが、緑の濃い部分がそうです。

しかも、1枝あたりの雌花の数は雄花よりも少ない。
これはわが家の畑の雌株だけのことかも知れませんが…。







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