玉ねぎなどの収穫

最近、週末に仕事や用事が入ることが多かったりして、ブログの更新が遅れてしまいました。もちろん、畑の管理人である(*^_^*)が母親の誕生祝のため帰省していたこともありますが。じつは3人姉妹の長女なので、この時期の帰省は年中行事みたいなもので、今回は10日間ほどの留守でした。
そこで自称「菜園tific Farmer」は、早起きして出勤前に畑をのぞいたり、朝食やベランダの鉢への水やり、それに洗濯と目の回るような忙しさ。3人の娘と地元にいる家族が顔をそろえ、いわば親子水入らずで祝う誕生会を楽しみにしているわけですから、それくらいのことは当たり前。きっちり留守を守ることがせめてもの恩返しということです。
それでも、この季節は雨模様の天気が増え天候が不安定になります。それに昨年末に植えた玉ねぎやソラマメ、スナップエンドウが収穫の時期を迎えるし、連休前後に植えた夏野菜は枝や脇芽を延ばして、ちょっと目を離すと思いがけない病虫害が発生したりします。特に玉ねぎは晴れた日に収穫しないと傷みやすい。幸い、赤い玉ねぎは株が倒れてしまい収穫信号を出していたので帰省前に収穫しました。

白の玉ねぎをいつ収穫するか。こちらは収穫には少し早い感じでした。

一方ソラマメは鞘が色づいてきたので適当に収穫。ズッキーニも大きくなってきたので収穫して冷蔵庫へ。いつもだとズッキーニは、ウリハムシに葉を食い荒らされたり、あるいはうどん粉病が発生したりと散々な目にあうのですが、今年は順調に実をつけています。冷蔵庫にあると、いろいろの料理に使えるので、とても重宝です。

トマトは少しでも甘くしたいと考え根元にはマルチングをして、天井はドームで覆い雨があたらないようにしていますが、どんどん枝を伸ばしています。色づき始めるのが楽しみです。

キュウリも、こんなにとれてどうするのかと心配するほど。ここにありますが、昨年好評だった、あれしかありません。(あれは某社の登録商標です)

種をいただいたローゼルも成長してそれらしくなりました。移植して本格的に育てます。

それに春植えのキャベツもいい感じで育っています。ハクサイに比べて害虫の種類が少なく、せいぜい防虫ネットでモンシロチョウを防ぐだけでこんなに育ちました。

そんなこんなで時間が過ぎて、この週末はとうとう白い玉ねぎも収穫信号を出し始めました。ここまでくれば収穫です。

おまけに昨日は前日の雨があがり、朝からお天道様が出て真夏のような天気。玉ねぎは茎の切り口が湿気をたくさん含んでいると、そこから傷み始めるので、よく乾かす必要がありますので、少しの晴れ間も貴重です。帰ってきた(*^_^*)と…、さっそく収穫…。

今年の1月末から2月中旬は、例年になく寒い日が続きました。その頃の玉ねぎは割り箸よりも細く、果たしてこれがうまく成長するのかと心配させるほど。それが、季節になればこんなに大きく成長するのですから、野菜の逞しさとでもいうのか、そんなことを改めて実感させられます。



‐きょうの一枚 梅の収穫
いつもより、ひと月ほど遅れて花を咲かせた梅ですが、ちょうど1キロほどとれました。一切無農薬の環境がそうさせるのか。あるいは葉がうっそうと茂り風通しが悪いせいか、虫にかじられた実が多い。きれいなのを選んで梅酒にします。

この栽培記録は、記録を残すこと自体に意義があるのです。その意味では更新が途切れるのはよくない。断片的でもあの年のあの月は、どんな作業をしていたということがわかることが大切。たとえば今年2、3月は春の到来が遅れて、花の開花や野菜の植え付けがだいぶ遅れたのに、6月になっててみると昨年と数日も違わない日程で、同じ野菜の手入れや収穫をしていることがこの記録でわかります。
自然とはよくできたものです。ただ、気候の変化のリズムというのか。あるいは今年は小さなナメクジや大きなマイマイガが多く、毎年柿の木やカナメモチに発生するイラガがいまのところゼロだとか。どういう加減かはわかりませんが、生物の世界にも微妙な変化があることが感じられます。
それに目に見えない放射線量ですが、こちらは相変わらず東京あたりの倍程度といったところです。数値的には大したことではありませんが、ようやくこの町でも家庭菜園の野菜でもそれに含まれるセシウムの値を測定するサービスが始まりました。有料ですが、念のため調べて記録しておこうと思います。