さやが少なく実入りの悪いエダマメ

先週月曜日に紹介したエダマメ。株が徒長しており莢(さや)のつきが悪いことを書いた。昨年もエダマメの栽培は同様の失敗をしたので、肥料(たい肥)をやり過ぎないよう注意したつもりなのに。原因は何でしょう。

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昨年5月の写真(下)を見て思い当たるのは、いまエダマメを植えている場所は、昨年ホウレンソウとスナップエンドウを植えたところだということ。スナップエンドウマメ科だから、根に共生している根粒菌は空中窒素を固定する。マメ科野菜の育った土壌の窒素分は多くなるので、翌年の野菜は予想以上に成長する。収穫が終わったマメ科植物を掘り返すと根にコブがたくさんついている。そのコブの中に細菌そのものと窒素固定で変換された窒素化合物が凝縮されている。エダマメは窒素過多だと繁茂し過ぎて,さやのつきや実入りがわるくなるということ。マメ科の連作はさけなければいけなかったのです。

一枚目の写真の左手の大きなエダマメが生育する場所はホウレンソウの跡地。2回目、3回目のエダマメはもろにスナップエンドウの跡地。全体の土を混ぜ合わせたので、ホウレンソウの跡地も窒素分が行き届いたのかも知れない。
窒素過多になると、実がつかないだけでなく病虫害が発生する原因になりかねません。土壌を窒素過多にしないためにも、マメ科植物は同じ場所に続けて育てないように気をつけた方がいいようです。はい。


  • きょうの一枚 アリを食べるカマキリの幼虫

ニンジンの葉のうえは、カマキリには住み心地がいいらしくて、いつも2,3頭のBABYがいます。きょうは1頭のカマキリが、両手の鎌でアリらしき獲物を捕らえて食べていました。をクリックで拡大。

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