雪の朝

朝起きると外は雪で白くなっていました。初雪です。山茶花の赤と雪の白、いいですね。クリックで拡大

南国育ちのせいか雪が降ると嬉しくなる。これは感性の問題であり論外です。
本題の≪嬉しくなること≫のひとつは、関東の雪は春の兆しだということ。冬型の気圧配置が列島を支配すると裏日本は雪または曇天、関東は青空が続きます。雪で苦しんでいる地域の方々は、とくに今年は大変だと思います。関東に雪が降るのは冬の天候がゆるんで春に一歩近づいたということ。気象の専門家の目で見たときこうした見方はどうなのか?
ふたつ目は畑の水不足を補うこと。この季節の野菜がそれほど多くの水を必要としているとは思いませんが、二回目のキムチづくりの時、ひと晩過ぎても塩漬けの水があがらず呼び水を加えざるを得なかった。暮れから好天続きのためハクサイはそれほど乾いていたということ。これは4年目を迎えたキムチづくりの体験の中で初めてのことでした。

雪に覆われて寒そうに見えますが、雪はとけて水になり根から吸収されてキャベツの渇きを癒してくれるのです。これから成長する野菜にとって雪は水の補給につながります。

残り少なくなったハクサイも、すっぽりと雪をかぶっていました。

こちらの常緑ヤマボウシは水を求めて地下に深く根を張っているし葉の気孔を閉じて水分を逃がさないようにして春を待っているはずです。

しかし樹木が生きてゆくには水を必要とし、春の新葉を出すには多くの水が必要です。≪木の芽流し≫と呼ばれる雨が降るようになるまでの間、時々降る雪は水分補給の役割を果たしているはずです。
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  • きょうの一枚 パンジー

ベランダの鉢植えにも雪が…。