アルテミスを発見

去年の秋、わが家のシンボルツリーの常緑ヤマボウシに突然、大発生して新芽を食い尽くしたオオミズアオの幼虫。一枚目は当時の写真です。
正確に数えたわけではないが、50頭あまりが成長してヤマボウシの根のまわりの土中に消えたと思い込んでいたが…。

これだけの数の幼虫が発生したのだから、翌年は成虫が現れるのではないかと期待していました。それがとうとう本日、羽化した成虫を確認。水色の蛾がヤマボウシの足元にあるジャーマンアイリスにとまっていました。

体長は、左右の巾、頭から尻尾間での長さは、どちらも10cmほど。もう少し大きいのではないかと想像していましたが、春型のオス?は小型なのかも知れません。
前にも書きましたが、ヨーロッパではこの成虫は「アルテミス(月の女神)」と呼ばれているらしい。夜行性の蛾で月明かりの下を飛ぶ優雅な姿にちなんだ命名のようです。驚いたことに、成虫の口は退化していて何も食べることはできない。

ヤマボウシオオミズアオの幼虫に新芽を食べられて少し惨めな姿になっていたのですが、いま盛んに新芽や花芽が伸びて、すっかり綺麗になりました。

この木はここに植えて足かけ7年目ですが、成長して根もとの直径は10cmあまり。新芽が出るこの季節は、年を越した古い葉が落葉して根のまわりに積もっています。この辺りにはオオミズアオがたくさん潜っているはずです。(追記220822)じつは土の中で蛹になるというのは思い込みであり、事実は違うかも知れません。

−きょうの一枚 夏野菜の植え付け
きょうは、夏野菜をうえました。シシトウ2本、ピーマン3本、ナス4本、トウガラシ2本、トマト4本、キュウリ4本、ニガウリ2本、エダマメ20本。今年の春は気温変化が激しく、例年に比べて3月以降の雨が多い。果たしてどのような出来事が待っていることやら。
イヌマキ側ではすでにアスパラやスナップエンドウ、キャベツ、コマツナ、サニーレタス、ルッコラ、ソラマメ、ニンニク、タマネギ、ジャガイモが育っているので、畑はだいぶ賑やかになってきました。


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