タマネギの植え方

きょうは、ようやくタマネギを植えました。ようやく、という意味は、周りに1週間から10日遅れて、ということです。
たまたま、いつもの園芸店に苗が入荷するのが遅れただけのことで、たしかもほぼ同時期でした。今年の秋は短いような気がしますが、これくらいの遅れはたいした問題ではないと思います。
苗は白タマ100本、赤タマ50本。わが家では、これくらいで十分です。

タマネギの根が活着して水分を吸収するようになるまでは、少し時間がかかるので、その間の蒸散を抑えるため、葉を半分ほど切り落とします。
こうしたやり方は隣の方に教えて頂いたのですが、昨シーズンに初めて試したところ、結果が良かったような気がしたので、今年も同じ方法をとりました。

あとはタテ15cm、ヨコ20cmに1本程度の間隔で植えることにして、園芸用の支柱の5cm刻みの印で計りながら、竹の棒で植え穴をつくりそこに苗をそっと入れて、あとは土をかけるだけ。

これができあがり。もちろん、こうしたきめ細かな作業は(*^_^*)がもっとも得意とするところです。

来週は時々雨も降るという予報なので、タイミング的にはいいかも知れません。
あとは、にありますが、ヨトウムシによく似たカブラヤガの被害です。根もとから葉をぷっつりと切ったような被害が出ますが、そうした時は竹の箸みたいなものでタマネギの根もとの土を軽く掘り起こすと、この虫が見つかります。でも何本かの葉の1本を切るくらいであって致命的な被害ではないので、それほど神経質になる必要はないような気がします。

むしろ問題はべと病。上の写真は今年4月頃のもので、このころはタマネギは順調に育っていました。ところが、5月中旬頃から、下の写真のようにタマネギの根茎や葉の色が枯れて成長が衰えてきました。べと病です。

糸状菌と呼ばれるカビの1種の病原菌が罹病部の細胞に寄生することで発生するものだそうで、この菌の仲間によるさび病はニンニクにも発生しました。

おもに生体から生体に伝染するが、連作でなければ土から感染する可能性は低そう?だし、一般に病気は病原があっても天候その他の環境要因(誘因)次第では発生しないこともあるので、あまり慌てて薬剤を使ったりせず、3,4月頃の様子を見ながら対応を考えようと思います。
それからここに、タマネギなどの植え付けのための準備のことを書いてありますので、ご覧下さい。

−きょうの一枚 タマネギのマルチング
近くでみかけたタマネギの植え方です。黒いビニールシートでカバーしてあるので保温効果が期待できるかも知れません。寒い冬を越す、つまり越冬のためなのか、春先の成長を早めるためなのか、その地域の気象の状況を想定しながら、こうした方法をとるかどうかを決めたらいいのではないか、と感じます。

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