イヌマキに珍しい枝葉が出ています

最近、イヌマキに風変わりな枝葉が出ていることに気づきました。まずこちらは普通の葉で、細い枝から葉が出ています。逆光気味に写したため緑が濃く見えますが異常ではありません。

これが問題の枝です。まるで細い枝が横にくっついたように扁平な形をしており、その先から新葉が集中して出ています。
原因は何か。詳細はわかりませんが、専門の方に頂いた資料によると、「帯化病」と呼ばれる症状に似ています。「普通なら円柱状を呈する枝が帯状に変化する、多くの樹種でみられるが園芸家の間で石花として珍重される場合がある、栄養過多などによって発生するが一度発生した株は病葉を切り取っても再発する傾向が見られる」というのです。

カメラをひいて写すと、先ほどの「普通の枝」に比べて、写真中央部の枝にはたくさんの葉が集中していることがわかります。

この変わりものの枝を支えている茎枝です。あまり太くないのに頭が重いので、風が吹くとグラグラ揺れています。

たしかに、イヌマキが育っているところは雨水が貯まりやすく、畑の表土の栄養分が流れて集中しやすいところです。栄養過多の状態は起きているのかも知れません。
問題はこの先です。台風などの強い風が吹くと、変わり枝を支えているところが折れてしまう恐れがあります。もし折れてしまえばこの変わり枝は二度と見られなくなるかも知れません。果たしてどうしたものか…。悩ましい限りです。


−きょうの一枚  サンタローザ
不思議なことに、真っ赤な実をみることがありません。数はどんどん減っています。そこで完熟ではなくても早めに収穫してきました。

初物の 甘さやいかに 桃熟れる  楠吉


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