秋の彩り

朝の雨は小やみになりました。いつもと少し趣向を変えて身近な秋を写してみました。
欅や桜はすっかり紅葉して、歩道には落ち葉が落ちています。いつもの見なれた景色でも慌ただしく走るトラックを入れると、少し変わって見えます。

当たり前のことですが、いくらトラックがスピードを出しても秋の早さにはかなわない。ここにありますが、一帯にはたくさんの桜の木があって、今年の春も花見で賑わいました。しかし、いまはそれも遠い日のこと。いくら「止まれ」と言っても、季節の進行はとまらない。

遊園地のイチョウの木も黄金色に。落ち葉は朽ちて小さな生き物たちに分解されて、やがて土に還ります。そのうち堆肥用に集めて畑に運ぶ…。

毎年、こんなに落ち葉が落ちれば、いい土ができるな…。と、無粋なScientific Farmerです。シャンソンなどはおおよそ無縁な…。

枝に残る桜の葉も北風が吹けば落ちてしまう。ソメイヨシノは、江戸末期に駒込の染井で開発された品種ですが、花が見事なだけでなく、花のあとの葉桜、新緑、紅葉と次々に目を楽しませてくれます。色々とご専門の方々のご意見はあるようですが、落ち葉の香りも素晴らしい。

コムラサキの脇で冬の短い陽光を浴びながら、来年のためのエネルギーを蓄えています。

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