芳しい香りの紅白梅


 きょうは60歳の誕生日。玄関においてある紅白梅の盆栽ですが、元旦の朝から毎朝南側の日当たりのいい部屋に移動させるという、たゆみない努力(?)の結果、みごとに花を咲かせました。素晴らしいプレゼント有り難うございました。花のまわりには何とも言えない芳しい香りが漂っています。この香りを皆さんにお届けできないのが残念です!
誕生となると、いくつになってもプレゼントは嬉しいもの。孫の写真と毛糸の帽子が届きました。家族の幸せが最大の幸せってことですね、たぶん。
昨日は長年お世話になった方との悲しいお別れでした。その方は大正15年生まれで愛唱歌のひとつに「梅の花」を題材にしたこんな歌がありました。「春まだ浅き 戦線の 古城にかおる 梅の花 せめて一輪 母上に 便りに秘めて 送ろじゃないか」。明日をも知れぬ戦地の白梅を見て母を恋うる歌ですが、いま紅白梅にあらためて平和のありがたさを感じます。